日溜まり

日溜まりができている。

暖かく、明るく、心地よい日溜まり。

僕はそこにずっといた。

日の光で、瞼を焼きながら。

ずっと。


でもいつかは暑くなって、いつかは暖かくなって、最後は寒くなる。

そうなると僕はもう居られない。

ずっとそこに居たいのに、いつかはそこに居られなくなる。

それは僕のせい。何もしない、できない僕のせい。

だけど、僕は今日も、日溜まりを減らしていく。

何も考えず。

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