コメント失礼します。
おじさんの不快感が、良い意味で気持ち悪かったです(笑)
この異質さがあるからこそ、二人の居場所が生まれる。概念的な宇宙人の「星」はどこでも大丈夫なのでしょう。
成長か堕落か、人によって尺度が違っていい、というようなメッセージにも感じられました。
「いくら」っていうのも生理的なものと重なっていて、いっそう情景が強く感じられました。
おいしいし、好きですけど……
作者からの返信
咲野ひさとさま、コメントありがとうございます。
この物語に答えなんてないのだろうなと、書いている私自身も感じていました。
おじさん、気持ち悪いですよね 笑
けれどさおちゃん(仮名)は笑えた。心地よかった。
それがすべてなのでしょう。
いくら丼、美味しいですよね。私のせいで不味くなったらすみません 笑
編集済
めちゃくちゃ良いお話でした。
主人公の「私(さおちゃん)」は、純粋な子なんだろうなと思いました。
また個人的には宇宙人のおじさんは、他の男よりマシだけど、優しいようでいて主人公のことをどこまで真剣に考えているかわからない部分があり(いや真っ当な大人だったら17歳年下の女の子と付き合うことになってあっさりラッキーみたいな反応にはならないし……それを宇宙人だから、別に普通じゃなくてもいいからと主張することで誤魔化しているとしか)、そこが逆にエゴイスティックなリアリティになっていて良いなと。
それでいて「私」はおじさんの異質さに救われているわけで、ねじれ構造がエグい(笑)・
色々考える余白があって素晴らしいです。
作者からの返信
坂神京平さま、コメントありがとうございます。
おじさんとの出会いは救いだったのか、それとも堕ちて行く旅路の切符だったのか。
ただ一つ言えることは、辿り着いた星で二人は笑っているのだろうということ。
お言葉とても嬉しく、今後の励みになります。
おじさんは「宇宙人」だったけれど宇宙人じゃないという。
言ってみれば「理解不能な存在」としての意味での宇宙人なんですね。
でも自分も宇宙人だと言われたことで、「普通の人と違っていてもいい」と解放感を得られたようで、すっきりとした気持ちになれているの。不思議と爽やかな読後感が得られて良かったです。
そしてこっちのいくら丼。妙な素材が使われてないっぽくて良かったです(笑)。
作者からの返信
黒澤 主計さま、コメントありがとうございます。
きちんと救われたわけでも、普通になれたとも、成長したともいえないような終わりであり始まり。
それぞれの笑い声で過ごして行くんでしょうね。
いくら丼、成分分析にかけてみなければ分かりませんよ?笑
への応援コメント
なんだかあまり読んだことのないタイプの不思議なお話でした。おじさんは言動の何もかもが気持ち悪いのに、なぜか好感が持ててしまうあたり上手いなと唸らされました。とても面白かったです!
作者からの返信
天野 純一さま、コメントありがとうございます。
全ての人が論理的に生きているわけではない。そんな思いで書き上げました。
お言葉とても嬉しいです。