この作品は、複数の異世界が「次層世界」として存在し、世界は「次光壁」という障壁で区切られていて、異なる世界へ移動するには「次光船」という乗り物でないと行き来できません。なお、「次層世界」第1層から第90層まで存在するという、壮大な世界が舞台となっています。
主人公(俺氏)は魔法使いで、相棒エルドと「魔法コンサルタント」事務所を経営する中年男性です。今回の依頼人は、第18層世界の辺境国の人で、主人公に魔物討伐軍の参加を依頼でした。報酬は「カンティークルの木」というあらゆる答えを知る神託の木へのアクセス。主人公はこの木に、長年求めてきた「ある答え」を問いたいと願っています。
その他にも魔女の存在がちらほらと記載があるので、これから色々と話が膨らむのかと思います。独特の世界観が魅力のお話です。