「ハッキングで心を支配しようとする敵」を、「安っぽい煙草の匂いというアナログな一撃」で引きずり戻す。
別のルールで行動していくギャップが最大の見どころでしょうか。
高史の世界。それは、 匂い、温度、痛みといった、チップには記録しきれない「生身の感覚」。どれほどデータを書き換えても、体が覚えている「違和感」を信じている。
ベアトリスの世界: 0と1で構成された論理の世界。記憶を「データ」として扱い、効率的に「削除・上書き」すれば人間を支配できると考えている。
この全く異なる二つの世界を繋いでいるのが、相棒のディラン。
電脳戦といった世界観に強く興味がある読者へ強くオススメする一作です。