幻想愛歌

夢月 愁

「幻想愛歌」

筆を手にする者がいる

彼の綴るは幻想愛歌


心の中には中世の街並み

そして彼のキャラクター達


剣と魔法の申し子たちは

生き生きと異世界を乱舞する


賊も怪物も彼らの力にかなわない

ついには魔王が現れる


魔王の力に倒れ行く剣と魔法の申し子たち

しかし最後に現れた銀の鎧兜の男が一人

その剣で魔王の胴を薙ぎ払い

ついにこれを討ち果たす


国王はその意気に感じ入り

銀の勇者に褒賞をする


銀の勇者はこれを固辞してまたいずれかに旅に出る…


ごくありふれたヒロイック

しかし、筆を取る者はこれを愛してやまないのだ


一本の筆と一冊のノート

想いはそこに語られ続ける…


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幻想愛歌 夢月 愁 @214672

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