読みにくさを感じるが、独特なセリフ回しがクセになる作品でした!江戸時代と怪異ものの組み合わせで楽しく読ませていただきました!
時代物がどちらかというと苦手な自分ですが、この作品は時代物と侮るなかれ!陰陽師と幽霊の名コンビが事件を追っていく物語は秀作なミステリーです!また江戸情緒溢れる物語は僕を虜にしました。時代物が苦手な人にこそ読んで頂きたい素敵な物語!どうぞ一読を!Respect!OEDO!
陰陽師と土左衛門(幽霊)のバディが、お江戸でゆるりとあやしい話を解き明かす短編集です。江戸の風情が感じられ、時代物風でありながら文章も読みやすく、個人的に物語から滲むこの空気感がとても好きです。続きを楽しみにしています。
江戸の暗い堀端で話は始まります。とある陰陽師が、入水自殺した幽霊の青年と語らい、彼が聞き集めた怪談を聞き始めます。吉原の大店主人の行動に嫉妬した妻が行った行動が切ない結果を生んでしまいます。そしてさまようとある魂を巡って話は進みます。明かされていく想い、考える登場人物たち。想いが募るときの人の哀しい行動、その描写はリアルです。また登場人物らの掛け合いは物語に緩急をつけます。怪談や能を踏まえつつ、ストーリーは進みます。みなさんもいかが?