第4話

 春夏秋冬、秋はサボったが、春と夏はそれぞれにちなんだ短文をいろいろ書いた。


「春」⇒

「夏」⇒https://kakuyomu.jp/my/works/822139840980236406/episodes/822139840999965942/published


 で、冬も書いてみようと思います。

 この間から、お風呂にお茶のパックのような漢方薬の入浴剤を混ぜて入っていまして、と、よく温まるし、非常によく眠れます。20パック入っていて、2千円しないくらいでお徳用でした。 アマゾンで見つけた。


 「中国人が食べないのは、飛ぶものだと飛行機、泳ぐものだと船だけ、」とか言う。

 漢方薬でもそういう気味合いはあって、例えば、ミカンの皮でも干しておいて入浴剤になる。 牛黄、は重要な成分らしいが、これは牛の胆石らしい。

 冬虫夏草、というのはセミに付く寄生キノコで、そういう変な生態の虫と草のハイブリッドと誤解されたらしい。 漢方薬になる。


 漢方のお店も近隣にはちらほらあって、やはり和漢の王様、漢方薬の王様は高麗人参らしい。 そのドリンクが主力商品になっている。 ジンシネサイド、というのがこのニンジンの主成分らしいですが、このことを調べて「野菜ちゃん」というSFに使いました。 ⇒


 冬は冷えるから身体を温める工夫が大切になる…風邪の薬の葛根湯は、身体を温める…で、疲労回復にもいいので、普段から飲む人も多いらしいです。

 この辺の名産の、富有柿、は冬とは関係ない…「柿が赤くなると医者が青くなる」「一日一個のリンゴで医者いらず」 どちらもビタミンの効用とか? ダイエタリーファイバー? ミカンのヘリペシジンとか特有の効能の物質もいろいろあるんやろう。

 風邪予防にはビタミンCも大事らしいですが、不足すると壊血病になる。 人体ではビタミンCは合成不能。 これは樹上生活をしていたご先祖様が、手近にある果物をしょっちゅう食べて、その果物にはだいたいビタミンCが豊富だかららしい。


 オレは虚弱体質で、養命酒や補中益気湯という漢方薬を常用します。

 どちらも高麗ニンジンが配合されており、そうして、胃腸を丈夫にする効果があります。 

 十年ほど前にエナジードリンクの中毒になって、そのときに胃を壊して、大量に吐血したりもしました。そのころからずっと痩せて元気なくなったのですが、数年前にタケキャブという新薬を処方されて、それからコロッと治りました。


 ここ数年いろいろプライベートでいろんな事件があり、「冬の時代」という趣で、ひたすら耐えて、凌いできたのですが、最近にようやく雪解けというか「春の気配」という感じになってきた。 この冬を越すころには、愁眉を開き、越冬つばめ、燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや、欣喜雀躍、春爛漫、となりたいものです。

 


  



 






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