ループ ‐ ⒏
夢我夢中
第1話 繰り返す破滅
今ある地球は再生と破滅を繰り返し現在に至る。今居る人間は地球が誕生してから存在する人間では無く、違う形で生まれ変わった人間という事だ。そして、地球の破滅は7回繰り返され現在の地球は第8回目の地球の形と言えるのだ。
もちろん、地球が再生を繰り返す度に人類が居た訳では無い。ほぼ水と植物の時代、小動物や哺乳類の時代、恐竜と呼ばれる大型爬虫類の時代、等々・・・。その中に人類の生息する時代が約3回あったと推測する。その人類が居た時代には現在の人類より遥に高度な文明を持っていたと推測できる時代があった。
それは「第3人類時代」である。
この人類がどうして滅びてしまったのかは、特定出来ないが「Galaxy Computer(ギャラクシー コンピュータ)」によれば、やはり地球に衝突した隕石が原因であるのでは無いかとしている。その証拠に、月は自転をしていない。しかし、地球は自転をしている。そして、地球の地軸は公転面に対して23.4度傾いている。これは、外部からの強い衝撃が掛かり、地軸が傾き自転の加速が始まったとも推測されている。
かつての地球は自転をしていたものの、1周するのに1週間程度掛かっていたのだが、現在は1周24時間である。
しかし、この地軸の傾きや自転の速度は果たして隕石の衝突により偶然起きた物なのであろうか?偶然にしては都合が良過ぎる様にも捕らえられる。地球外生命体による意図的な計算で起こされたモノと推測をしてもおかしくは無いのではないだろうか?
要するに、この地球は地球外生命体の実験の場であり意図的にループが行われている。そして、その時代を生きて来た生物達がどう進化し、ループをした地球にどう適応して行くのかを観察しているのでは無いか?そして今、人類は自らの手で地球を破滅へと導く所業を行う鬼畜な生物というデータを残そうとしているのでは無いだろうか。
エイリアンは、その悪となりえる人類は「実験の失敗作?」という様な答えを出し、処分の方法を考えているのかもしれない。更には、第3人類の超文明がエイリアン達の文明をも凌駕し、自分達にとって将来脅威になるのではないかと考えていたのかもしれない。推測でしかないが
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