第5話 洞察

高校でも千秋は゛無理した明るさ゛で友達を作った。

ある日、授業でグループワークをすることになった。そこで入学式で目が合った同級生と同じ班になった。

先生「今日はこの政治による弊害について話し合ってくれ」

千秋は持ち前の無理した明るさで周りをまとめていく

千秋はこの時も体調不良で顔は青白くて震えていてふらついていた。

そしてある少し乱れた黒髪で目が茶色で183cmの同級生が近づいてくる

同級生「お前、体調悪いだろ?」

千秋「俺平気だっての~」

千秋は知られたら逃げられるという自分の心に根付いた恐怖から無理に笑って

同級生「ほらよっ」

千秋の前に水と薬を置く

千秋「大丈夫だっての〜ありがとなっ明智」

ここでも無理した明るさで対応しようと無理に笑って誤魔化す

明智「嘘つけ。しんどいのに偽るな。顔に出てんぞ。」

千秋「あぁ…ありがと、」

もう飲むしか選択肢がなかったので渋々薬を服用した。

そして下校時間となり千秋は明智にお礼を言いに行く

1人で帰ろうと下田箱で靴を履いている明智がいた

千秋「さっきはありがとな。明智。」

靴を履きながら千秋に話しかける明智

明智「あぁ。お前さ、」

何かを話そうとしている明智。そして彼の目は鋭い。

千秋(なんだよ、こいつ、、やばい、気づいてんのか、?)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る