わたしと委員長のインモラル
円藤飛鳥
わたしと委員長のひみつ
第1話
「進路希望調査票がまだ未提出です」
そう声を掛けられた時、わたしは友達とご飯を食べている最中だった。
クラス委員長の
「ごめん、いつまでに出せばよかったっけ?」
咀嚼していたハンバーグを呑み込んで訊くと、峰岸さんは硬い表情で答えた。
「今日の放課後がリミットです。ちなみに、まだ出していないのはあなただけですよ」
「そ、そっか。急いで書くね」
「そうしてください」
峰岸さんは美人なのに、いつもどこか不機嫌そうな表情をしている。薄い唇にはうっすらとリップが塗られ、艶やかな黒髪はカチューシャで完璧にまとめられていた。
わたしは峰岸さんの胸に視線を向けた。
おそらく学年でも上位に入る大きさだ。ブレザー越しにも存在感を主張している。
見ちゃだめと思うほど、おっぱいに釘付けになってしまった。
ああ、わたしはなんてだめな子なんだろう……。
でも、どうしても見てしまうのだ。
「頼みましたよ」
峰岸さんはそう言い残すと、教室の窓際の席に戻った。
「相変わらず委員長は厳しいねぇ」
一緒にご飯を食べていたあいちゃんが穏やかな声で言う。だね、とわたしは頷いた。
峰岸さんは自他ともに厳しくてストイックな性格をしている。常に学年トップの成績を維持しており、教師からの信頼も厚い。中学時代、地元で一番怖かった不良生徒を更生させたという逸話も聞いている。
わたしは峰岸さんの強調された胸を思い出した。きっとなめらかで弾力があり、揉めば揉むほど心地よくなれるはずだ。
「
放課後の教室。わたしと峰岸さんは二人きりで対面している。峰岸さんは夕日を浴びているせいか、顔を赤く染めていた。目を潤ませている。
ブレザーを脱ぎ、シャツのボタンを一つずつ外していく。大人っぽい黒のブラジャーがあらわになった。胸の谷間が強調されている。わたしは委員長の大きなおっぱいに手を伸ばして――
ハッと我に返った。
いけない、いけない。心の中で呟き、妄想を振り払う。
わたしは自分の慎ましい胸を撫でた。
同じおっぱいなのに、どうして自分のでは興奮できないんだろう?
納得いかなかった。
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