ポイントカード
krawb
ポイントカード
私には2人の子供がいる
上が7歳の女の子 下が5歳の男の子だ
しかし、なかなか片付けをしない
そんなときふとポイントを付けてみた
内Pの内村のように
〇〇を捨てたら〇ポイィンンツ!と言ってみた
すると、子どもたちは突然競うようにゴミを捨て始めた
次は?あれ片付けたら何ポイント?
自ら目標を探して片付け始める
別にポイントが貯まったらおかしをあげるとか
勝った方になにかがあるわけではない。
その先に見返りがないのに、
ただポイントを集めようと競うように片付ける子どもたち
そんな生活も長くは続かないだろう
貯めたらどうなる?勝ったらなにがある?
そこを問い詰められたら破綻してしまう脆い構造だ。
しかし、ポイントと聞くとなにか貯めたくなってしまうのは大人も子供もいっしょなんだ―
旅先の小さなパン屋で、そう感じた。
「ポイントカードはお持ちですか?」
「あっ、すいません、忘れてきてしまいました」
「次回カードと一緒にレシートをお持ちいただければその分も加算いたします」
「わかりました」
俺はこの病気と一生闘っていくつもりだ。
ポイントカード krawb @kuroawa999
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます