初恋の人は1年後いなくなる

うにかめ

プロローグ 君と私の思い出

桜咲く四月。私は桜の花びらが散る一本道を河川敷の草むらから眺める。確か君と初めて出会った場所はここだっけ?あまりにも穏やかで切なそうな表情をする君に私は一目惚れをしてただ見つめていた。そんな小さなきっかけから今は大きな繋がりとなって日々を一緒に幸せに生きてきた。今度は桜から目を離し空を眺める。千輝ちあき、今君は空で何をしていますか?私のことちゃんと見ているのかな。私はまたあの一年を回想する。キラキラしていて楽しかったあの一年を。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る