このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(701文字)
京都の山中で行われていたサバイバルゲーム。緊張感ある模擬戦の最中、突如として空が割れ、漆黒の巨大構造物が現れる――。この作品の凄まじさは、日常が崩壊するスピード感と、圧倒的な「戦力差」の描写にあります。最新鋭の戦闘機すら蚊トンボのように無力化され、音もなく落ちていく様は、読んでいて鳥肌が立つほどの静かな絶望感。ただのゲーム好きだったはずの主人公たちが、培った戦術眼と冷静さで、未知の捕食者にどう抗うのか。「光に当たれば死ぬ」という極限状況下でのサバイバル、息を呑む展開の連続です!