第2話

「次の文化祭の曲、どうしようか」

りょうが言った。

そろそろ文化祭の曲を決める時期にきたのだ。

「わたし、ファンタジーファンタジーⅡの曲をやりたいです!」

ゆずが言った。ゆずはアニメやゲームの曲を弾くのが大好きなのだ。

「何それ?」

「最近はやりのゲームの曲です」と、ゆず。

「でもぼくらはクラシック専門にやってきました。アニメやゲームは……」

「新入生歓迎会で弾いてましたよね?どうしてですか?」と、ゆず。

「人を集めるには、ゲームやアニメの曲も必要だと思うんです」

りなが言った。クラシックだけでは人は集まらなかった。それは事実だ。

「じゃあ両方やりません?一部はクラシックにして、二部はアニメやゲーム。

アニメやゲームの曲はゆずちゃんが詳しいから、ゆずちゃんが決めていいよ」

りなが言った。

「そうそう、老人ホームから演奏依頼が来てるんだよ。こっちは童謡とかでいいと思う」

香が提案した。確かに老人ホームならアニメやゲーム、クラシックより童謡の方がよいだろう。

「文化祭、頑張ろうね」

「おー!」

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