2時間ほどで読み終えられる、作品の余韻を感じて年末に過ごすにはちょうどいいです!
日常の延長として始まる夢が、次第に過去の聖女の記憶へと近づいていく。説明を抑えた語りが、違和感を生み、物語へと入りこませます。派手な演出に頼らず、心の歪みと違和感を積み重ねる構成が印象的でした。
丁寧な心理描写に興味を引く登場人物。進むにつれて、続きが気になってしまう作品。とても面白いです。
物語の登場人物のセリフなどに個性があってとても読みやすいと感じました。文体も大人しくて綺麗にまとまっているので、頭のなかにすんなりと入ってくるのが魅力だと思います。