灯を照らしてくれた君へ
@Roubi
第1話
「お前何したいの?猫を被り続けて楽しいか?」
この瞬間私はこいつが嫌いになった。
キーンコーンカーンコーン
授業が終わりチャイムがなる。一斉にクラスのみんなが立ち上がる。私の学校は王子と言われている人が2人いる。それは、永野柊(しゅう)と永野淳(しゅん)。この2人は双子だか性格は真逆だ。兄の柊、彼は優しくまさに王子様のような人だ。生徒会副会長をしており、個人的にも柊には感謝している。続いて淳、彼は兄と違い不良だ。授業に遅れてくるわ、来たと思えばボロボロだわ、挙げ句の果てに無口で無愛想。だが、そんな彼はクールという面で異様にモテる。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!一緒にお弁当食べよ?」
この子は妹のゆりな。いつも明るくて毎日元気な女の子。私はそんな妹が大好きだ。
ゆりか:「うん、食べようか。」
ゆりな:「食べる!今日のお弁当はお姉ちゃんが作ったから朝から楽しみだったんだよね!」
私はこんなたわいのない生活が好きだ。
私はそう思っていた...
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