恐怖のショー第6幕「人体実験」
「皆さん、こんにちは。今回も楽しんでいきましょーう」
「今回は人体実験てことで、今までも人体実験のようなことはしてきたのですが、今回は人体への影響をメインにやっていきたいと思いまーす」
「まず、人の体温。人の体温は34°C以下(低体温)や43°C以上(高体温)になると生命の危機に瀕するとされています。」
「そこで人の体温を上げていったり、下げていきたいと思いまーす。」
すると、エンターテイナーは一つの鉄の箱を持ってきた。
そして観客の内の1人をステージに呼んでまた話し始めた。
「これからやるのは、この鉄の箱を150度まで熱しその中にこの人を入れたらどうなるのか見ていきたいと思いまーす」
観客は笑っていたが、ステージに呼ばれた人は「えっ⁉︎」という表情でエンターテイナーを見た。その顔は悪魔そのものだった。
そしてエンターテイナーは、ステージに呼んだ人をステージに固定し、
鉄の箱を熱し始めた。最初は何の変化もなかったが、時間が経つにつれ少し膨張してきた。そして150度に達した時、鉄の箱は熱する前と比べて少し膨らんでいて熱波を感じた。
「ということで準備ができたので早速実験していきたいと思います。」
そしてステージに固定した人をそのまま鉄の箱に入れた。
入れた瞬間「ジュ〜」という音が聞こえ、同時に叫び声も聞こえた。
一応外からでも中の様子が見えるように一面だけ壁が薄いところがあり、
そこから見えたのは体が真っ赤になり悶絶している人の姿だった。
そして10分後にはもう叫び声は聞こえなくなった。
エンターテイナーは確認するため鉄の箱を開けた。
だが、中には何もいなかった。
そしてエンターテイナーがその箱の中をゆっくり覗き込んだ時、背中に銃のようなものを当てられた感じがした。
振り返ると、大勢の警察がいて観客の中にも警察がいるようだった。
そして警察は言った。
「ここで行っていたことは全て知っている。もう観念するんだ。」
警察はエンターテイナーを囲むように並んだ。
するとエンターテイナーはこう言った。
「残念だったな〜。せっかくここまで来れたのに。」
そう言うとエンターテイナーは姿を消し、あるカードを置いていった。
そのカードには、
(私を捕まえることなど不可能だ。それでも捕まえたいと言うなら明日警察官の中で1人だけでもう一度この場所に来い。最後の勝負をしよう。)
そう書かれていた。
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◎次回、最終回
不気味なエンターテイナーVS警察
結末の行方は‥‥
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