第五章:旅立ちの決意

戦いが終わり、村は少しずつ落ち着きを取り戻した。

しかしリアンには、どうしても気になることがあった。


――蒼剣の声。

――ナイトメアの異常な出現。

――アイラの言う「これから先」。


リアンは長老に相談する。


長老「蒼剣は本来、【蒼き遺跡】に安置されていたもの。なぜ空から現れたのか……わしにも分からん」


リアン「なら、遺跡を目指すべきだと思うんです」


長老は一瞬驚いたが、やがてゆっくり頷いた。


長老「リアン、行くがよい。お前には……“選ばれた者の気配”がある」


村を出る朝、リアンは蒼剣を背負い、アイラとともに村門へ向かった。


アイラ「じゃ、行こっか。冒険の始まりだよ、リアン」


リアン「うん……行こう」


こうして二人の旅が始まった。

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