第2話 話し合い

この夜をどうやって乗り切るんだ

クイノの背中を追いかける

隣に並んで喋る

イント「ちなクイノ=何なんだ?。」

クイノ「実は自分の本当の名前が分からないんだ。」

イント「どういう事だ。」

俺もこうなっていたのか?

クイノ「王族たちにずっとクイノと言われていたからか実験体になったからなのか。」

クイノ「どっちかだ。」

イント「じゃあ自分の名前が知りたいか?。」

彼女は首を縦に振った

イント「そうか。」

クイノ「こっちも質問していいか。」

イント「あぁ。」

クイノ「イントって王族たちに恩とかあったのか?。」

いい質問をするじゃァねえかクイノ

イント「ある。」

クイノ「どんな奴だグロいのはやめろよ。」

イント「恩にグロいとか無いだろ。」

クイノ「てへ。」

俺には分からない所に白い息を吐きながら歩いていく

彼のオーラに慣れたがモンスターはダメなようで近寄ってこない

騎士団隊長やってて良かったー

イント「実はなぁ。」

遡る事約10年前

まだ幼い頃





イント「うぅ。」

昔は貧乏で何も出来なくて心を折られて希望も絶望と言う沼に飲み込まれた

父はクズ出ていって母は父のせいで死んだ

一人でいつもないていた

ソレが毎日だった

そんな時に

貴族C「こんな所で何をやっているんだい少年。」

イント「あっあ。」

貴族C「焦らないでゆっくりで良いよ。」

ミドン「私はミドン=スイガルだ君は?。」

その顔はまさに親のような顔をしていた

その後騎士に仕立て上げてくれた

いろんなことを教えてくれた

命の恩人だ

でも今日

ミドン「君は死のみだよ。」

・・・



うぅ

思い出すと涙が溢れ出す

ソレは忽ち怒りに燃え上がる

イント「って事だ。」

クイノ「声が大きいね。」

あら怒りに満ち溢れてたわい

クイノ「そんでついたよ。」

目の前にはツリーハウスその中に・・・

?「クイノ!おかえり。」

口元を隠したエルフがでてきた

一体誰なんだろう

終わり

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