情報提供【元刑事:鈴木重治】
本日の報告【2025/11/10 18:28】
取材日:2025年11月10日
場所:呉市内 海沿いの喫茶店
前日、林家取材を終え、取材メモの整理を行っていたところ、突然メールを受信。
差出人:鈴木 重治(掲載本人許可済み)
件名:常本清一さんの件で
内容:
初めまして。あなたのお祖父さんと共に、この事件を追っていた元刑事です。
もし呉に滞在しているなら、お会いしてお話したい
祖父と事件を共にした元刑事からの連絡であり、返信のうえ本日会う約束を取り付けた。
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元刑事・鈴木重治
指定された喫茶店に入店。窓際にいた男性が立ち上がり、名乗る。
年齢:還暦前後
外見:白髪交じり短髪、鋭い目つき
背景:祖父の後輩、当時新人刑事として配属されていた
鈴木氏はコーヒーを一口飲み、落ち着いた口調で語り始める。
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警察内部の“不審死”
鈴木氏の説明によると、事件に関して警察内部でも不可解な出来事が発生していた。
対象者:鑑識課・小林(名字のみ公開)
関連事件:第四の事件(林日菜子さんが殺害された空き地担当)
経緯:
小林氏は遺体処理後、深夜に現場に向かう
その後、心不全で死亡
遺族の証言:出発時、妙に上機嫌であった
鈴木氏によれば、署内には「林を殺す呪い」と囁く者も存在した。
鈴木氏は封筒を取り出し、祖父・常本清一が作成した資料を私に手渡す。
封筒の中身:祖父の捜査メモ及び未整理資料
内容について鈴木氏コメント:
普通なら馬鹿馬鹿しくて捨てられるような内容もあるが、清一は
「この事件は人間だけの仕業ではない」と考えていた
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警告と資料の受領
鈴木氏は最後に、呉滞在中の注意点として以下を指摘。
夜間の外出は控えること
特に山側には注意
資料の受領後、鈴木氏は店を去った。
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現状と所感
手元には祖父が残した封筒が存在。
内容:独自に収集した捜査メモ多数
今後の予定:ホテルに戻り、封筒内メモを精査し、分析を開始
不穏な警告と資料の内容から、事件の背景には人間の動機だけでは説明できない要素が存在する可能性がある。
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