ひよりとレンの朝(兄ゴリラ化観察日記)

レン「……何故にひより様が俺の上に乗って?」


ひより「あ、バレた」


レン「バレたも何も、朝起きて馬乗りになってる人が居たら気づくだろ⁉︎」


ひより「やっぱ、布団だけの重さじゃなかった?」


レン「そりゃあな。人が乗ってるんだから」


ひより「うわーん、兄に重いって言われた〜

女の子を重いっていうなんてサイテー」


レン「誘導尋問かな?

誘われただけですけど⁉︎」


ひより「兄よ……罪を認めよう」


レン「……あ、もう起きなきゃいけない時間だそー」


ひより「あ、逃げた。兄逃亡?」


レン「とりあえず退け。朝ごはん作ってやらないぞ?」


ひより「みそしる」


レン「は?」


ひより「みそしる出すなら退こうじゃないか」


レン「……わかったわかった。だから降りろ。俺から」


ひより「みそ汁が出るのならば、いつでもすぐに飛び降りますとも!」

(ぴょん……コト)


レン「ん? なんか落ちたぞ?」

(床に落ちたメモ帳を取る)


レン「兄ゴリラ化観察記……?」


ひより「……肩をお揉みしましょうか兄上」


レン「なんっちゅうもん書いてんだよ⁉︎

ってかそんなに俺ゴリラ?」


ひより「いや? 全然」


レン「ならなんでこんなもの……って、時間やばくね? 急いで支度しろ!」


ひより「二度寝?」


レン「どこからその発想⁉︎ 思考が柔軟すぎる」


ひより「ま〜、着替えてくるから、みそ汁を作っていてくれたまえ」


レン「なぜか命令形なのは気になるが……わかった。お前も早く支度しろよ?」

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