普段は平和にダラダラ過ごす総政省選挙部選挙課、全員5人の小さな部署。しかし衆議院定数削減という難題が降ってきた時、窓際族・各務の本領発揮!
「出世に興味なし」のベテラン職員が、サラッと作り上げる定数削減試案。選挙区廃止、都道府県別比例代表という大胆な提案の裏には、緻密な計算が。政党回りで魑魅魍魎の世界に飛び込む新人たちの反応も微笑ましい。
台本形式の独特な文体が読みやすく、地味だけど重要な「選挙の裏方」の仕事ぶりがリアルに描かれています。4年に1度の「地獄の統一地方選挙」とは? 政治の舞台裏を覗ける、硬派だけど親しみやすいお仕事小説です。