掛け合いセリフ集

二人用

〜三十秒程度

〈配役〉●天使(十代後半の男) ◇青年(十代後半)

●「死ぬまで生きようよ」

◇「簡単に言ってくれるじゃないか」

●「君を最後まで見届けるのが僕の役目だからね」



〈戦闘中に口説かないで〉三十秒程度 ●男 ◇女

●「おっと。そんな大胆に攻めちゃっていいの? 死んだらお嫁に行けなくなっちゃうよ」

◇「元々嫁に行く気なんてねーよ。潔くその首寄越せ!」

●「元気で可愛いね。じゃあ僕が勝ったら僕のお嫁さんになってくれるかな?」

◇「なっ誰がっ……! 仮に嫁になったら一生尻に敷いてやるよ!」

●「おわー怖い怖い。でも強気な女の子は嫌いじゃないよ」

◇「黙れ、たらしが!」



〈善処してください〉●◇男

●「お前が優しいとなんか調子狂うな」

◇「俺もなんか調子狂ってる」

●「なんでだよ」

◇「そりゃあ温度差でね。でも暫く経ったら反動で半殺しにするかも」

●「こわっ! やめてね⁉︎」

◇「……」

●「やめてね⁉︎」

◇「善処します」



〈死んでも一緒にいような〉三十秒程度 ●◇青年(十代)

●「死んだ後も一緒にいたいなんて思ったの、お前が初めてだな」

◇「……オレはそれ、困るけど」

●「なんでだよ、ひどいなっ」

◇「死んだ後も纏わりつかれるとか鬱陶しくないか?」

●「え、本当に……?」

◇「……嘘だよ、ばかだな」

●「なんだよ、紛らわしいな」

◇「お前、本当騙されやすいよな」

●「うるせーよ」

◇「ごめんごめん。でもな、あー……オレも悪くはねえなあとは、思ってるよ」

●「な、なんだよ照れるなよ、こっちまで恥ずかしいだろ!」

◇「っうるせーなぁ! 元々はお前が変なこと言うからだろうが!」



〈配役〉●◇少年(十五歳程度)

●「お前に僕の何が分かるって言うんだよ!」

◇「分かる訳ねーだろ!」

●「っ……」

◇「だから、全部言え。全部言って、楽になりゃいいだろ!」

●「っ……う、わあぁぁぁぁぁあん」



〈女装ですか?〉●◇男子高校生

●「ふふん♪」

◇「お前なんで女装してんの?」

●「女装? ……女装してる訳じゃねーよ。好きだからこのカッコしてるだけ」



〈配役〉●女 ◇男

●「あの人を殺人者にしないでくれてありがとう」

◇「私のおかげじゃない。彼の精神力の賜物さ」



〈配役〉●息子(少年) ◇母親

●「今日は風が強いね」

◇「そうね。風の強い日はお外に出ちゃダメよ」

●「どうして?」

◇「お空にさらわれてしまうからよ」

●「さらわれたらどうなるの?」

◇「どうなるのかしらね。きっと神鳴かみなり様に食べられてしまうわ」



〈美術館〉●女 ◇男

●「あの方、もう小一時間もあの絵の前でああして立ってらっしゃるのよ。その前はまた別の絵の前でそうしてらっしゃいましたし。……困ったわ、そろそろ閉館だというのに」

◇「絵が好きなんでしょう。ギリギリまでいいじゃないですか。私も昔は、ああしてよく見入ったものです」



〈配役〉●女 ◇男

●「きゃー!」

◇「ど、どうした⁉︎」

●「お皿の底に攻撃されました! これは宣戦布告と見ていいのでは⁉︎ あっつ!」

◇「お前は何と戦おうとしてるんだ……」



〈おねショタこそ至高!〉●◇女子高生

●「豆腐小僧とお嬢様はおねショタになるのでは⁉︎」

◇「また言ってら。ほんとにおねショタが好きだねぇ」

●「分からないのか⁉︎ おねショタの良さが!」

◇「おっと過激派注意〜」

●「ひどいでござる〜っ」



〈配役〉●◇男

●「くっ……このクソ奇術師が!」

◇「お褒めの言葉ど〜うも」



〈配役〉●◇少年

●「コーヒーってなんであんなに苦いんだろうな」

◇「そりゃコーヒーだからさ」

●「苦くないコーヒーなら飲めるのに」

◇「それはコーヒーじゃない。お子さま舌」

●「なんだよ老人舌ろうじんじたー」

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