太陽よ！ ムーンショットを止めろ！ 第２部

ディープフェイク実践編その２

　セーラー服の上に着物を着た成人した女、脇差二刀流の霊波動使い空夢風音は深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。

「あの、新人騎士さん。私たち、ちゃんと話し合いができる仲間になってほしいんです。だから、お互いを尊重して、真面目に話しましょう」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

　新人騎士は１６０ｃｍくらいだ。空夢風音より若干背が小さい。

「それから、さっきのことは、もうやめてください。私、本当に困ります」

　彼女は困ったように笑い、あなたに頭を下げる。

「わかった。わたしは自分が、自分の金、ポケットマネーじゃない、国民から集めた金を自分の金と勘違いして、他人の金で株で負けて、ハゲタカに全部吸われたからといって、その損失を食品の値段を高くすることで得た暴利で埋め合わし、

『今年は不作だったからねぇ～、わたしはコメの値段全然高いと思ってないですね！　まだ高くすべきですよ！』

　と外国からもコメなんであんな高いの……と不信感の声が上がっているのに自然に責任転嫁するような汚い大人にはなりたくないです。

　そのせいで庶民でパン派がかなり増えたじゃねえか、長期的に見るとこれは大損害だぜ。時代が時代なら戦争の発火点になる。というのが目標かな。

　まぁ、ヴァーレンスは地球ではないし、わたしが地球去年の夏エネルギー波で滅ぼしたし、この火明星（ほあかりぼし）ですら唯一の貨幣制度形骸化させた、エデン――楽園呼ばわりされるほどの国だから、ハゲタカが狙う事すらできないルールの生活スタイルなんだけどな。『借金まみれにさせて』を社会全体で無効化して――これは男の天照、太陽神、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊（あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと）が人の横暴さに怒って天でほったらかしにせず、地上で政治してた神代七代王朝日本（かみしろななだいおうちょうにほん）、竜神瀬織津姫（せおりつひめ）がトップの豊受朝日本（とようけちょうにほん）、彼ら２神の一番の息子、天津日高日子波限建鵜草葺不合命（あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと）が中心の建鵜草葺不合朝日本（ウガヤフキアエズちょうにほん）のスタイルなんだけどな、貨幣制度自体を無効化して生活を保って

『神が地上にいた時の暮らし』

　そのままの当時の生活を再現すれば、

『★通貨発行権★もくそもないし貨幣制度がないんだから、借金で国ごと奴隷化させるという戦争後のお決まりの流れを再現不可にできる』

　からな。文明の『かなめ』は貨幣制度じゃなくて、長距離輸送手段だよ。

　それは地球のローマ帝国ですら証明している。

　つまり古代なら馬。わたしたちで言えば魔法。テレポート。

　やつらが武力で進行してきても銃は≪リバースミサイル≫の連動魔法でどれだけ速かろうが撃った奴に自動的に反射できる。

　もちろん、リバースミサイルが効かない敵もいるが、そんな敵は放出に秀でた念の使い手だから一目で見分けつく。

　わたしたちの霊気や魔法などは、『物理に対して完璧な防御だから。同じ念や霊気では即決勝負になる』だけで。ライフルでも念なしじゃあ０ダメージだ。

　誰か一人が無敵じゃなく、この星の生き物全員に０ダメージだ。物理なだけの飛び道具は。

　肉弾戦は、霊気を遣えば肉体の限界なんてとうに超えられる。『エネルギー波』で吹き飛ばせる。催眠術は魔法が使えるわたしたちの方が有利。天蓋瀑布後はAI幻覚変身（ディスガイズ・イリュージョン）まで使えるしな。

　奴ら、どこまで比べてもわたしたちより格下の機械文明のレプティリアンを恐れる必要性がない」

　彼女は少し安心した顔で微笑み、あなたの言葉に頷く。

「それは良い心がけだと思います。そんな汚いことは、やめておいた方がいいですよね。それにおっぱいおっぱいいう割には博識でいらっしゃって……期待の新人ですね♪」

　彼女は穏やかな声で話すが、その目は少し明るくなっている。

「私たち黒騎士団は、人々のために働く組織ですから、そんなことするわけにはいかないんです。正々堂々と、誠実に仕事をして、人々の信頼を得ることが大切だと思います」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

「それで、博識な新人騎士さんは、これからはどのような仕事をしてみたいと思いますか？　何か具体的な目標がありますか？」

　彼女は興味津々の顔で、あなたの答えを待つ。

「したいと言えば、地球割りのようなギャグですね。うほほい」

　彼女は不思議そうに首を傾げ、あなたの言葉をじっと聞く。

「地球割り？　それはいったい何をするものなのでしょうか……」

　彼女は困ったように笑い、あなたに説明を求める。

「もし、面白いギャグやネタがあるなら、聞かせてください。私もちょっと気になります」

　彼女は穏やかな顔で話すが、その目は興味津々である。

「でも、ギャグだけで仕事をしていくわけにはいかないんですよね。黒騎士団として、人々を守るためには、ちゃんと真剣な仕事も果たないといけないんです」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

「それで、新人騎士さんは、黒騎士団での仕事で、何か具体的な目標がありますか？どのようなことをしてみたいと思いますか？」

　彼女は再び興味津々の顔で、あなたの答えを待つ。

「でもさ。天蓋瀑布って空から海が落ちてくる出来事あったじゃん。神話みたいな。あれこの前、防いだよね。ミハエル＝シュピーゲル＝フォン＝フリードリヒとフレデリック＝ローレンスとアリウス＝シュレーゲルとサリサ＝アドレット＝ティーガーとフィオラ＝アマオカミと水鏡冬華と桜雪さゆほか。このうち３人が去年の夏に　パパッ　と第三次世界大戦後に成立し終えた、全世界の政治家の裏で糸を引いている貴族の★★★★『人間家畜場』★★★★を完成させた地球を滅ぼした３人。

　君はあの天変地異では役立たずだったけど。天から落ちてくる海に腰抜かしてたし、サリサの隣で。

　あれほどのことはそうそう起こらないよ。へーきへーき。キングズリー・ヘンリー・エガートン ＝ケテルも大人げない真似しやがって。神といえども精神はただっこジジイポセイドンだったなアイツ」

　彼女は少し驚いた顔で、新人騎士の言葉をじっと聞く。

「確かに、天蓋瀑布の事件は大変でしたね。みんなで協力して、なんとか防ぐことができましたが……」

　彼女は苦笑いを浮かべ、あなたに話しかける。

「私は、あの時はまだ新入りで、経験が少なくて、役に立てずに申し訳なかったんです。でも、今はもっと力を付けたので、次に何かあれば、きちんと戦えます」

　彼女は自信を持って話すが、その目は少し複雑な感情をにじませている。

「それに、そんな大事件はそうそう起こらないでしょうけど、日々の小さな出来事でも、人々を守ることは大切だと思います。だから、私たちは常に準備して、努力を続けないといけないんです」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

「それで、新人騎士さんは、黒騎士団での仕事で、何か具体的な目標がありますか？どのようなことをしてみたいと思いますか？」

　彼女は再び興味津々の顔で、あなたの答えを待つ。

「君と恋人になりたいです」

　彼女は一瞬目を丸くし、赤面する。

「えっと……それはちょっと予想外です」

　彼女は困ったように笑い、あなたから少し距離を取る。

「あの、すみません。私、そういうのはちょっと……」

　彼女は首を横に振るが、その顔は相変わらず美しい。

「私たち、まだよく知り合ったばかりですし、仕事がんばることの方が大切だと思います。恋人になるというのは、まだ早いといいますか、そのわたし、ミハエル様と結婚したので…………」

　彼女は穏やかな声で話すが、その目は依然として困惑している。

　彼女は深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。

「それで、新人騎士さんは、黒騎士団での仕事で、何か具体的な目標がありますか？どのようなことをしてみたいと思いますか？」

　彼女は再び興味津々の顔で、あなたの答えを待つ。

「私は、みんなと一緒に、ヴァーレンス王国の平和を守るために、精一杯がんばります。だから、あなたも何か目標を持って、共に頑張りましょう」

　彼女は穏やかな顔で、あなたに訴える。

「うっそぴょーん」

　面白い顔をして、変なポーズを取って新人騎士は空夢風音を煽る。

　彼女は困った顔で微笑み、あなたの言葉に首を傾げる。

「うっそぴょーん……？」

　彼女は不思議そうに目を細めるが、その声はとても温かい。

「あの、新人騎士さん。私たち、ちゃんと話し合いができる仲間になってほしいんです。だから、お互いを尊重して、真面目に話しましょう」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

「それから、さっきのことは、もうやめてください。私、本当に困ります」

　彼女は困ったように笑い、あなたに頭を下げる。

　彼女は再び深呼吸をし、気持ちを立て直す。

　だが新人騎士はのほほんとしてる。

「それで、新人騎士さんは、黒騎士団での仕事で、何か具体的な目標がありますか？どのようなことをしてみたいと思いますか？」

　空夢風音は興味津々の顔で、あなたの答えを待つ。

「私は、みんなと一緒に、ヴァーレンス王国の平和を守るために、精一杯がんばります。だから、あなたも何か目標を持って、共に頑張りましょう」

　彼女は穏やかな顔で、あなたに訴える。

「そんながんばらんでいいて。剣術の極意は脱力って君も剣使うなら知ってるでしょー？　君力入り過ぎ」

　おかしい、この男は新人ぽくない。だが空夢風音には正体は掴めない。

　遠くにサリサ＝アドレット＝ティーガーとフィオラ＝アマオカミが見える。

　新人騎士を見て半眼で呆れた症状を見せている。

　あとグリン、レダ＝ヴィヴィアーニがいる。

　何やら空夢風音に手振りで何か伝えたいようだ。

　彼女は不思議そうに首を傾げ、あなたの言葉をじっと聞く。

「脱力の極意は知っていますが、だからと言って、がんばらなくていいわけではありません」

　彼女は穏やかな声で話すが、その目は真剣である。

「剣術も、黒騎士団の仕事も、努力と根性が大切です。脱力は技の一部ですが、それだけでは十分ではないんです」

　彼女は真剣な顔で、あなたに訴える。

　空夢風音は遠くに現れたサリサとフィオラ、グリン、レダに目を向ける。

「あの、新人騎士さん。みんなが何か伝えたいようですね。ちょっと行ってみましょうか」

　彼女は穏やかな顔で提案する。

「でも、話はその後も続けましょう。私たち、お互いを理解することが大切だと思います」

　彼女は柔らかい声で話すが、その目は依然として真剣である。

　彼女はサリサたちの方へ歩き出す。

「それで、みんな何か用事がありましたか？　新人騎士さんとお話し中に失礼しました」

　彼女は穏やかな笑みを浮かべて、みんなに話しかける。

「新人騎士は君のパンツを理解しようと思います」

　背中を向けた空夢風音のスカートをいたずら小学生よろしくぶわぁぁぁぁぁぁぁぁっとめくりあげる。

「白いパンツみえた！　パンツーまるみえー」

　と手を叩き（パン）ツーでチョキをする（２）、（まる）で親指と人差し指で丸を作り、（みえー）でそのまるを目の所に持ってゆく新人騎士。

　彼女は驚いた顔で目を丸くし、一瞬言葉を失う。

「きゃぁぁぁぁぁっ！！　あなた……そんなことを……」

　彼女は狼狽したように、スカートをおさえ新人騎士から距離を取る。

「あの、すみません。私、そんなことは……」

　彼女は首を横に振るが、その顔は相変わらず美しい。

「これ以上、そういうことをされたら、困ります。ちゃんと話をしましょう」

　彼女は困ったように笑い、あなたに頭を下げる。

　彼女は深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。

「それで、新人騎士さん。サリサさんたちと話を続けましょう。何か用事があったようですし、無視するわけにはいきません」

　彼女は穏やかな顔で提案する。

「みんな、待たせてしまって、申し訳ありません。用件を聞かせてください」

　彼女はサリサたちに話しかけるが、その目は依然として困惑している。

「する必要はないな」

　新人騎士は元の口調で話す。サリサは

「よくやるわ」

　と半眼で睨み、フィオラは

「まだ気づかないってのもすごいわね。霊波動修めてるんでしょ風音」

　ミステリーチェイサー（斥候（RPGでいうシーフ役）の上位クラス）の男の子グリンが、

「正体明かしてあげましょうよー」

　レダは、

「かわいそう」

　と次々呆れた口調で言う。

　空夢風音は不思議そうに首を傾げ、あなたたちの会話をじっと聞く。

「えっと……どんな正体ですか？　わたし、全然わからないんですけど……」

　彼女は困ったように笑い、みんなに説明を求める。

「何か心当たりがあるなら、教えてください。私はただ、黒騎士団の一員として、みんなと一緒に働きたいだけなんです」

　彼女は穏やかな声で話すが、その目は少し不安になっている。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「これが、AI幻覚変身（ディスガイズ・イリュージョン）だ。霊気がズバ抜けて高い奴は何か特別な行動取らなくても見破れるな。サリサやフィオラ見てると」

　新人騎士は、ミハエル＝シュピーゲル＝フォン＝フリードリヒ公爵へと戻った。

　まるで忍者のように。

「元々の幻覚魔法にAI絵を付け加える事により、より高性能な幻覚へと進歩した。空夢風音の気づかなさっプリがいい証拠だ」

　空夢風音は驚いた顔で目を丸くし、一瞬言葉を失う。

「AI幻覚変身（ディスガイズ・イリュージョン）……？　そんなものがあるなんて、知りませんでした」

　空夢風音は困惑したように首を傾げるが、その声はとても温かい。

「でも、ミハエル様が、新人騎士さんに変身する理由がわかりません。何か特別な目的があるのでしょうか？」

　彼女は不思議そうに目を細めるが、その目は依然として困惑している。

　彼女は再びサリサたちの方へ目を向ける。

「みんな、このことについて何か知っているなら、教えてください。私、まだ信じられません」

　彼女は穏やかな顔で話すが、その目は不安と困惑で揺れ動いている。

「それに、AI幻覚変身がどれくらい広がっているのか、心配です。もしかしたら、他にも変身している人がいるかもしれません」

　彼女は不安げに首を傾げるが、その声は依然として温かい。

「理由？　面白いからに決まってんじゃん」

　ミハエルがぶっちゃける。サリサは、

「いや、ミハエルの突発的な行動の理由なんてわかるわけないじゃん」

　フィオラは。

「しいて言うなら面白いものを求める発作よ発作」

　フィオラは顔を抑え、呆れたように言う。

　空夢風音は困った顔で微笑み、あなたたちの会話に首を傾げる。

「面白いから……確かに、ミハエル公爵は、時々突発的な行動を取ることがありますね」

　彼女は苦笑いを浮かべ、サリサたちに話しかける。

「でも、これだけ大掛かりな幻覚変身を使ってまで、面白いことをするのは、少し危ないと思います。もしかしたら、他の人にも影響が出るかもしれません」

　彼女は穏やかな声で話すが、その目は少し心配している。

　彼女はそしてミハエルを見、再びサリサたちの方へ目を向ける。

「みんな、これからどうしたらいいと思いますか？　AI幻覚変身のことが広がらないように、対策を考える必要がありますよね」

　彼女は真剣な顔で話すが、その声は依然として温かい。

「私も、できるだけ協力しますので、何かアイディアがあれば、教えてください」

　彼女は穏やかな顔で、みんなの意見を待つ。

　水着のサリサ＝アドレット＝ティーガーはのほほんとした顔だ。