第5話 読書の楽しみは詩心です。

本を読んでいて、なんとなくだけど、僕はこんな感じがするなー。ふっと、思い浮かぶイメージがあります。心にね。イメージしてみる。これは、まるで、宇宙飛行士になった感じがするなー。心にね。イメージしてみる。これは、まるで、いじめられる人であるなー。心にね。イメージしてみる。これは、まるで、街中を通るような感じだなー。イメージしてみる。空や森の中をさまようイメージを抱いてみる。まるで、子供になったように、イメージしてみる。ふっと、思い浮かぶイメージや、アイデア。これが、詩心です。


詩心は、小説を読む楽しみです。とても、楽しい。新しいイメージや、アイデアが湧いてきます。たくさん、湧いてきます。すぐに、メモを取ります。それを、小説や、作品に書く方もいます。できた小説や、作品や、詩作は、まったくのオリジナル作品です。


新聞や、ネットニュースを見る大人は、パパや、ママさんです。ふつうです。ふつうのサラリーマン達です。私心です。野心に燃えています。自分の考えを持っています。自分を知ったりしています。何事も、自分です。占いを信じちゃう人は、自分の好きな人です。自分の好きなことが好きです。成功したくて、ファイトにあふれています。


ふつう、管理者さんは、経営者の上に、マウントしたがります。経営者の顔色をうかがう。そして、変化に敏感です。盗み見します。経営者は、もう、違う方向に進んでいます。管理者は、どうしても、遅れます。管理者は、追い抜こうと、必死になって、一生懸命に働いています。


経営者は、そのとき、本を読んでいます。詩心の世界を楽しんでいます。子供になって、イメージの世界を楽しんでいます。あるいは、趣味のバンドメンバー全員参加のパーティーを開いて、ライブハウスで、演奏して、盛り上がって、楽しんでいます。まるで、子供達のようにです。


管理者は、そのとき、家で、ネットニュースや、新聞を読んで、テレビを付けて、家族全員で、パーティーを開いています。自分たちで、研究して、議論に忙しい。みんな、自分の考えを交わしています。終わりなき議論をしています。ファイトにあふれています。それでも、けっこう、楽しんでいます。


モデルハウスのパパや、ママさんは、心地よい食卓を囲んで、子供達に、ガミガミ、頭ごなしになって、お説教をしています。趣味で、ピアノを弾いたり、バイオリンを弾いたり、ギターを弾いたりしています。子供達は、フロアで、楽しく、お勉強をしたり、スマホをいじったりしています。また、本も、読んでいます。


その頃、障害者施設のグループホームのメンバー達は、世話人さんが帰ると、キッチンで、夜会を開いています。ごっそり、グループホームを抜け出て、街中の深夜ドライブを楽しんでいます。他のメンバー達は、自室で、ごろごろと、自由に過ごしています。パソコンに向かって、執筆している人もいます。けっこう、楽しんでいます。


夜の街で、フィットネスクラブで、汗を流しているサラリーマン達がいます。ダンスクラブで、ダンスをする人達もいます。ボクシングジムで、汗を流しているサラリーマン達もいます。セミナーに通って、講師の資格試験を受けているサラリーマン達もいます。ヨガスタジオで、ヨガを学ぶ人達もいます。


居酒屋さんで、一緒に、刺身や、寿司や、酒を飲んで、盛り上がっているサラリーマン達もいます。ラーメン店で、ビールを飲んで、うまいラーメンを食べて、満足しているお疲れ気味のサラリーマン達がいます。自分たちが、いかにも、天下を取ったような話しをしています。あるいは、趣味の良い話し、悪い話しをしています。酒グセが悪い人が、暴れています。自分たち全員参加で、不参加の人は、ほっといて、楽しんでいます。酒を酌み交わす。朋友がいます。よく、フェイスブックや、インスタグラムを見ています。テレビ番組も、見ています。


今夜も、日本は、平和でした。明日も、仕事が忙しいと、あまり、頑張り過ぎないことを、祈っています。今日一日、お疲れさまでした。ゆっくり、お風呂に入ってください。では、また。


「あくまでも、これは、イメージの世界です。」

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