第9話   そろそろ行動しようかな?


「オハy、、、」

 あぁ、またか。いい加減飽きないわけ?だからコイツラの思考回路が分かんないわ。

 なんか転校生も私が、月森花蓮クソぶりっ子を虐めてる、って勘違いしてるみたい。


「またきたの〜?♡」

「覚えてもらって光栄です。」

「えぇ?!♡いきなりどうしたのぉ?♡」

 おっと、失礼。テックトックの某動画が出てしまったようだね。

 もうコイツムカつく。フゥ、落ち着け、レイア。こういう時こそ、落ち着いて魅せるんだ。


「ねぇ、何で花蓮さんを虐めるの?」

「だぁかぁら!私は虐めてないの、逆にあっちがやってきてるの!」

「証拠は?」

「あるよ?聞く?じゃあ、逆にそっちも証拠を持ってんの?」

「だって、腕に痣があるんだよ?それだけで証拠になるじゃん。」

「まあね?でもその打撲痕から、私のDNAはでなければ、ソレは証拠にならないじゃん。そもそもの問題、それがメイクだったらどうすんの?」

「え?あ、それは考えてなかった。確かに偽物だったら、ただの酷い人物だし、本物だったら、それはそれで大問題かも、、、ごめん!」

「その謝罪は何に対する謝罪なの?」

「え?えっと、片方の意見しか聞かずに物事の善し悪しを決めつけた事です。」

「いーよ、私、月夜 咲良。まぁ、大体そういう奴しかいないかなぁ、ぐらいに思ってたから。」

「ええ、、、?ま、まあ連絡先交換しよ!」

 絶対サクが嫉妬しそう、、、どう言い訳しようかねぇ。

「ぇ、ねぇ、どうしたの?急にボーっとして。」

「ん?ああ、次の休みどうしようかな、と思って。」

「じゃあじゃあ、次の休み、カラパレのライブがあるから、一緒に行こうよ!」

「んーと、ごめんね?私、高校の知り合いと行くからさ、行けないんだ。」

「分かった、ライブ会場であったら声かけるね!」

「分かった〜。」

 んっふ、どうしよう。とりま連絡か、、、

【ねぇサク。】

【んあ、どうしたの?】

【まずさ、例の転校生と連絡先交換したのと、その転校生が、一緒にカラパレのライブ行こう、って誘われたんだけど。】

 はあ?!と、叫び声が聞こえてきた。

 終わった。これ、帰ったら問い詰められる。今日は寝られなくなるのと、明日腰と声帯はやられて尚且つ、ガールズデーで死んでるのを覚悟しなきゃ。



 ああ、明日終了の放課後を知らせるチャイムが鳴った。

 昼休みに、帰ったら覚えていてね♡、って耳元で明日ガールズデー何だけど、って伝えたら、なら好都合じゃん♡?

 言われて、マジかよコイツ、背がゾクッとしたのを覚えている。

「ねぇ、サラッチいる?!」

「終わった。」

「大丈夫そう?」

「明日大学来ないかもしれない、てか確定だわ。」

「ええ?!大丈夫そう?本当に。」

「明日になったら連絡するよ。んじゃ、バイバイ。」



「ただいまー、、、」

「ただいま、じゃあ、あのラインについて、話して貰おうか。」

「えっと、〜」


 しっかり話した。転校生は、私が、あのクソぶりっ子を虐めていると勘違いしている事、仲直りして連絡先交換した事、アイツにまた虐められかけた事この話をするとサクは真っ黒な笑みを浮かべて拳を作るを言ったら怒られた。自衛しなさい、と。


 —そして、やる事済ました後。

「ねぇ、オントにスるの?」

「まあまあ、最近音沙汰なかったし、?」

「え、明日ガーr、んんっ♡」


 —部屋にいやらしい水の音が充満した。

「ふふ、かぁわい。」

「か、わいく、なんか、ない、し」

「ねぇ、見て、いいでしょ。」

「な、な、嘘でしょ、いつの間に」

 こうして、私達の夜がはじまった。




 —はーい、作者で〜す。

 番外編でこの続きを書く予定なんですけど、百合供給欲しい人いますか?居たら何かしら反応ください!居たら、激しい専用のやつを後にどこかの小説にはらせていただきます!

最近忙しくて、投稿出来ませんでした!申し訳ございませんでした。投稿出来てなかったら、コイツ忙しいんだな、と思って待ってて欲しいです!




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