大東亜軍神の異世界転生!

アーシア・スプリッグ

第1話インド洋にて死す!

1945年、世界で連合国と枢軸国ひよる世界戦争である、第二次世界大戦が我々枢軸国の勝利で終わった。

我々は大東亜共栄圏を成し遂げたのだ…


そして…今1947年4月19日インド洋上空を今、一機の一〇〇式輸送機と20機の彗星と25機の五二型零戦が飛んでいる。

ドイツ第三帝国との外交帰りでかる。


この外交集団は点々と基地に立ち寄り燃料を補給を済ませ今はインド洋上空を飛行している。

そして、その機内では沢山の銃器や設計図などが積み込まれており、埋もれながらこの物語の主人公と一〇〇式輸送機のパイロットと雑談をしている…


「この機に乗ってもらえるなんて!光栄であります!」


「いやはや、コチラこそ。」


「ミッドウェー海戦での白兵戦はお聞きしております、凄いですね、私には敵空母で白兵戦をする作戦なんて思いつきませんよ。噂ではまず、山本様が先陣を切ったとか。」


「はい…その噂はホントですよ。ですが私は敵の裏をかいただけです。」


「ホントだったんですね。」


2人が話をしていると…その時、無線連絡が入る。


「ジジッ!敵機発見!敵機発見!ペロハチ3時方向より接近!」


「なに…まだ英国軍残党が!」


「なんだって!それはホントか!」


機内は、混乱の声で渦巻く。


「ジジッ!残党機は太陽を影に接近して居たので発見が遅れました!」


「迎撃用意!」


翼にイギリス軍国籍のマークが付いた、ペロハチ(P38ライトニング)が上空からの高速急降下で彗星の攻撃を巧みに交わし、この一〇〇式輸送機に銃器を加える。


-------ガガガガガガガガガッ!ガコッ!-------


「だ、大丈夫か?」


「左エンジンに被弾!」


「左エンジンは燃えてるか?」


「まだ、煙だけです!」


その問、爆発音を立てて左エンジンから火がボワッ!と噴き上がる。


「左エンジン発火!」


「くそっ…高度が下がっているぞ!」


-------ガガガガガガガガガッ!-------


ペロハチ(P38ライトニング)から発射された弾丸は山本の太腿を貫く。


(くそっ…太腿をやられてしまった…)


山本は必死で出血を抑えるが、傷口からは鮮血がドバドバと溢れ出す。


-------ガガガガガガッ!ボワァッ!-------


第三波の銃撃が燃料タンクに命中、機体は徐々に燃えがる。


「左エンジン油圧低下!」


「機首を上げるんだ!」


「ジジッ!敵の別編隊も接近中!」


「燃料を散布しろ!」


パイロットは翼の中央部にある排出装置を起動させ燃料を投棄する。

護衛機の彗星と五二型零戦がペロハチ(P38ライトニング)どドックファイトを初め、状況は悪化する。


「総大将殿!早く脱出を!」


「……………」


「五十六様!五十六様!しっかりしてください!貴方は帝国のためにも死んではいけない人間です!」


パイロット達が山本をゆさぶり声をかけるが返事は無い…

機内には銃声が響き、薬莢が錯乱するが、抵抗するがそれも虚しく一〇〇式輸送機は火を噴きながら、海面へと落ちていく…


-------トゴオォォォォンン!!-------


1945年4月19日 山本五十六死す!

大日本帝国を勝利に導いた軍神は眠りにつく…はずだった…

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