第25話 三日目。

今日は出かけるというより、荷物の整理だ。俺も柊もお土産を沢山。当初の予定よりも多く買ってしまっていたので整理の時間を二人で話して設けた。先にある程度のお土産は送ることになった。今回も柊が送るための便を手配していた。どこの航空会社なら荷物をちゃんと丁寧に送ってくれるのかが、あまり信用できないからだそう。まあ、荷物に毒なんて仕込まれたらたまったもんじゃないが。


ただ、送ってくれるのはありがたいんだだが…何を送るのかが結構大事になってくると思うんだ。スノードーム…送ったほうがいいか。いや、ほぼ全部送って、全部俺の部屋に届けてもらうか…。一度。家に帰ってから整理したほうが早いよな。よし。そうしよう。結構な量になりそうだけど..送れなかったら手配すればいいか。


暫くして荷物を持って一度部屋を出て柊と共に預ける。柊が手配してくれたジェットによって日本へと輸送されるようだ。税関などに関してはちゃんと申告してるし、調べは事前に受け済みなので大丈夫だ。日本でもまだ手続きはあるが。


はい。柊も荷物を送り、俺も送ってもらって。ドイツ滞在は今日で終了し、明日からはオーストリアのウィーンに行く。ウィーンか…小さい頃は音楽会に毎年行っていたんだがな…。いつの日からか、行かなくなった。その時だったかな。奈々と約束をしたのは。でも直ぐに奈々とは会わなくなって…。


「陸斗ー?荷物をまとめて普通に今日は早めに休んだほうがいいよ。明日早いんだし。ほら、ボーっとしてないでさ。」


「ん、あ、ああ。分かった。」


考え込んでいたか。そうだ。柊の言う通り今日は早めに休もう。明日も早いんだから。


そう言って俺は早めに休むことにした。

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