よくぼう☆キュレーター ― The Economic Super-Heroine☆ ―
物語を見せてあげる
あなたが望む“私”という物語
わくわくするよね?
ときめくよね?
#可愛い私
この服どう?
バッグはすてき?
似合うと思う まねしてみて
#頑張る私
ジムで運動
オシャレな食事
できると思う まねしてみて
#今日も感謝
部屋着でくつろぐ
リラックスタイム
癒されるから まねしてみて
共感するよね?
憧れるよね?
まねしてみなよ
なれるから
お金が足りない?
借りればいいよ
身体も売れる
私はそんなの しないけど
鏡を見るたび 思ってる
かわいくて ごめんネ
☆
まいどあり😜
【解説】
「エコノミック・スーパーヒロイン」が磨いているのは“表現”ではなく“映り方”。
彼女は「可愛い」と「欲しい」を媒介する経済的翻訳者。
“自分という物語”を通して購買意欲を物語化する存在。
彼女はフォロワーという信者を操っているようでいて、彼女もまた「信仰される檻」に囚われている。
彼女は檻に気づいていない。
檻を照らすライトの下で、今日も笑顔を振りまいている。
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