僕の道
僕の歩んできた道は、決して明るくはなかった。
裏切り、孤独、痛み、そして悲しみ。それが僕の道だった。
誰かに信じられ、心が温かくなることを一度も経験せずに、ずっと闇の中を歩き続けてきた。
逃げたかった道、悲しみの道、悔しさの道──それしか僕にはなかった。
もう君とは交わることのない道だと思っていた。
暗くて前が見えず、僕の心も黒く染まっていった。
何度も迷った。自分を信じることすらできなかった。
そして、選んだ道は「許さない道」だった。
選ぶというより、強いられてきた道だと感じていた。
ただ生きるためには強くなるしかないと思っていたんだ。
でもその強さは、心をどんどん閉ざしていった。
裏切られた痛みが、心に深く刺さって。
「もう一人でいい」「誰も信じない」と、ずっと心の中で叫んでいた。
君の道
君の道も、決して明るいものではなかっただろう。
君もまた、裏切りや傷を抱えて生きてきた。僕と同じように。
でも君は、その痛みの中で「謝る道」「諦めない道」「守る道」、そして「愛する道」を選んだ。
君が僕を傷つけたとき、僕はその理由もわからず、ただ君を憎んだ。
でも、君はそれを謝り、決して離れようとはしなかった。
君はいつも涙を流し、僕に「ごめん」と言った。
何度も何度も、諦めずに僕を支えてくれた。
それがどれほど強い力を持っているか、僕は最初は理解できなかった。
でも、君が変わらずにそばにいてくれることが、どれだけありがたいことかを、次第に知ることができた。
俯瞰で見る
二人の時間が少しずつ積み重なるうちに、僕の心の中で何かが変わり始めた。
君と過ごす日々の中で、僕は君の心に少しずつ触れ、君が放つ光を感じることができた。
その光は最初は小さかったけれど、次第に大きくなり、まぶしいくらいに輝き始めた。
君が照らしてくれたその光が、僕の心を少しずつ溶かしていったんだ。
二人の道
そして、僕の心には「許す道」という新しい道ができた。
それは、誰かに強制されたものではなく、僕が自分で選び取った道だった。
初めて、心から「許す」ということができるようになった。
もう、僕は一人じゃない。君と共に歩む道が、ここにあった。
その道は、明るく、輝いていた。
愛の結晶
そして、僕たちの間に小さな命が宿ったとき、それはまさに愛の証だった。
その小さな命が、僕たちの絆をさらに強くしてくれた。
未来の希望が生まれ、僕たちの道はもっと明るく、広がっていくように感じた。
季節が巡り、春には新しい芽が芽吹き、冬には温もりを感じる。
幸せという名の花が、僕たちの道の上で咲き誇った。
二人で手を取り合いながら、共に歩んでいく未来が、今まで見たどんな道よりも美しく感じられた。
君と僕なら、どんな嵐も乗り越えていける。
二つの灯りで、この子を照らしていこう。
一緒に歩んでいこう、どんな道でも。
美しい世界
これからも君と共に生きることが、僕の一番の幸せだと確信している。
目と目を合わせ、心が通じ合う瞬間、愛の深さを痛いほど感じる。
あの日、君の微笑みに出会った瞬間から、僕の世界は変わり始めた。
完璧ではない僕たちだけれど、それでも二人で歩んでいけることが、僕にとって最高の喜びだ。
過ちを犯し、後悔をしながらも、許し合う心があるからこそ、前を向いて歩んでいける。
僕は学んだ。
後ろを振り返らず、前だけを見て進むことができるようになった。
その先にある宝物──君を、愛していく。
それが僕たちの選んだ道だから。
結婚
魔法の言葉。
ひとつのチョコレート、ひとつの幸せ、そして二人の約束。
僕はその約束を一生忘れない。
君と過ごした日々のすべてが、僕にとっては宝物だ。
春が来るたびに思い出すよ。君と出会えたことに、感謝している。
花は散り、また新しい芽を出して咲くように、僕たちの未来も続いていくと信じている。
これからも、君と共に歩んでいく未来が待っている。
君への気持ち
君と出会えて、本当に良かった。
愛してよかった、愛してくれてありがとう。
君は本当に強い人だ。その強さには、僕は到底かなわなかった。
僕は君に、永遠の愛を誓う。
君の隣にいることを許してほしい。
来世でも、永遠に同じ道を歩んでいこう。
百年先も、僕たちは一緒だ。
ありがとう。
この言葉と共に、花を添えて──
「美しく咲き誇る花」美咲へ。