第3話

五 春翔視点

なぜ俺は怒りを覚えた。あの夢に関係あるのか?わからない。

「あ、ぐが」

突然頭に激痛が走る。そして視点は暗転した。


六 凪視点

春翔が倒れた。突然のことで私はパニックになりかける。落ち着け凪、黒い人?はもう消えているが春翔は大丈夫なのか。幸い保健室に運ばれているそうだが心配だった。


七 春翔視点

目を開けるとそこは知らない世界だった。何にもない真っ白な空間。久しぶりだな、おおかた精神世界かそれとも能力かどちらにせよ早く抜け出さない。

「あれ?」

俺は何を思った。「久しぶり」、それはつまり来たことがある、なぜだ、どうして。混乱する俺の前に黒いフードを被った男が言う。

「まだ大丈夫かな〜」

そう言い消えかける。

「お前は何がしたい」

「う〜ん、僕は命令に従っているだけ、頑張ってね〜」

また、視界が暗くなる。


八 凪視点

春翔が心配で保健室に向かいたいが先生に呼ばれる。

「春翔さんから何か聞いますか?」

「いえ何も、、、」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る