9話 ぐろいどろどろと底の奥



たろうは教室の後方、

半ば仰向けに倒れ込んだ姿勢のまま信じられないという気持ちで“それ”を見た。



リコーダーが、飛んでくる。



────── 佐藤くん!!!!!!!!!



前園アヤカの叫び声が、細い悲鳴として空気を裂く




たろうは間一髪――――

 


顔を、右に逸らす。

 

 

────────カァンッ!! 



通り過ぎるリコーダー…

自分の耳に一瞬、風を切り裂く音がした。

1秒も経たずに、硬い床にプラスチックの角が叩きつけられ金属のような甲高い共鳴音が後ろで跳ねる。


 

「…はぁ…はぁ…やばすぎ…」

  


心臓の鼓動がおさまらない。



…椅子を避けた時は、

アヤカの叫び声を聞いたからか、反射的なものか

どちらとしても、感覚に近かった。

ただの運…それだけの話。


しかし、リコーダーが投げられた時は違う


たろうにはなぜか、『ここに来る』という確信があった。


それは、顔面に突き刺さった“念”にも似た殺意とも呼べるマイの視線


リコーダーが放たれる直前

たろうの顔は、

ひとつの…ただひとつの一点だけを

ひりつくように、

目を凝らして覗きこまれていた。


いや…

顔面というよりも…


…もっと左


左…?



「……………左頬?」



思わず言葉がこぼれる。



「わぁ!!」



廊下に立つマイの顔が、ぱっと花が咲くように歪んだ。

嬉しそうに、泣いているように、怒ってるように。



「すごーい、たろうくん!!“やっぱり”気付くんだぁ!!」

 


狂気と歓喜の温度が入り混じって、聞いているだけで肌がざわつく。


「でも…当たり前だよね……」


声は妙に甘く震えていた。


「ここ、“傷”…つけたもんね?」


マイは、自分の左頬を指先でそっと触る。


背中に、ゾワッと冷たいものが走る。


「……傷?…そんなもの――――」


「――――あるよ?」


マイの目の奥が、カチンと何かが割れるみたいに揺れる。

反射で答えてしまったことを後悔する。

この狂人は、マトモに言葉を返してはいけない種類の“目”をしているのに。


マイは――

教室にゆっくりと足を踏み入れる。


クラス全体が凍りつく。


「わたしねぇ……」 


甘く掠れた声。


「……傷つけられたんだよ?」


「血がね…ずっと…ずぅーっと…拭っても取れないの」


血なんてどこにも…と、たろうが思った瞬間

教室の数人が、悲鳴を漏らす。

教室のほとんどが既に席から立っており、彼女の前から逃げようと教室の端へ…端へと退くことしかできない。

教壇の前に立っている例の担任の女教師は固まっている。

キャパオーバーで思考が焼け切っているようで、

それでもどこか、もうどうでもよくなっているような投げやりな空白が彼女の脳内に広がっているようだ。


「きゃあああああああああ!!」「やだ……やだ!!」「ママ……!!」「うぇえええええん!!!!」


教室のあちこちで悲鳴が弾ける。

椅子を蹴る音、泣き声、逃げようとする足音。


ただひとり、


教室の前方の扉の近くにひそかに移動していた前園アヤカだけを除いては。


――――佐藤くんを助けなきゃ!


この教室では止められない、とアヤカは判断すると悲鳴を飲み込んでドアを開けて外へ飛び出した。


そして――


足が止まる。


思わず、両手で口を押さえた。


「――――きゃあっ!!先生!!」


廊下の床に、血が点々と落ちている。

赤い線が重なって、引きずったようにも見える。

割れたガラス片が散乱しており、その真ん中で

さっきまで廊下で「止まりなさい!」とマイを追いかけていた隣のクラスの先生が腕を押さえてしゃがみ込んでいた。


ガラス片が刺さり、

袖が真っ赤に染まっている。

動けない。

立ち上がれない。

痛みに耐えるようにうずくまっている。


―――― マイちゃんが刺したんだ!


アヤカは震える膝を押さえながら急いで教室のほうへ視線を戻す。


マイはもう、たろうのすぐ近くまで歩いていた。


「拒絶したんだよ……?

あの日……わたしを……わたしの顔を…

血で汚れた手で……

…突き飛ばして、“汚した”んだよ…?」


たろうの心臓が、ひゅっと冷たくなる。


「だから……ここ……」


マイは自分の左頬を撫でる。


「たろうくんに……“痕”、つけられちゃった」


「女の子の顔に、傷つけたんだよ……?

ダメでしょう?…そんなことしたら…」


声が甘くて、震えていて、

でも底の底に、黒い怨嗟が沈んでいる。


人を責めている声、囁く声みたいに柔らかい。

まるで、間違いを犯した子どもを“愛をもって優しく諭す”ふりをしながら、その実二度と子を逃がさないための鎖を編んでいるみたいな母親の声だった。


マイはたろうの前に膝をつき、笑った。


「責任、とって?」


たろうの世界に、マイの黒い瞳だけが焼き付く。


「――――もうやめなよ、マイちゃん」


マイの肩がぴくりと揺れる。


教室の端。

マイが教室に現れた時点で即座に教壇にいる先生を盾にするように隠れていた真谷ヨウマが、いつの間にか一歩前へ出ていた。

クラス全体の視線が、そこへ吸い寄せられる。


「みんな怖がってる。

先生だってほら、固まってるし…

これ以上はただの騒ぎじゃ済まない

マイちゃん、逮捕されちゃうかもよ?」



教室の空気をひとかたまりにして動かすような静けさが少年の声で全体に広がる。


だが、


「…………ふふっ」


マイがくすくす笑った。


「なにがおかしい」


ヨウマは眉をひそめる。


「だってぇ…………… 赤ちゃんが喋ってるから」


「………なんだと」


マイは首をかしげ、いたずらっぽい笑みを浮かべる。


立ち上がり、

ゆっくりとヨウマに体を向ける。


「ヨウマってさ

賢いふりしてるけど……ぜんぜん違うよね」


笑顔のまま、

声だけが氷の底みたいに冷たい。


「だって、あなた……

パパがいなきゃ何もできない赤ちゃんでしょ?」


「私たち三人――

わたしとレオとタイチは長期的な『自宅謹慎』

実質的な退学処分だよ?

なのにヨウマはたかだか一日、生活指導室で指導されただけ。

あなたは傍観することがほとんどだったけど、だからといってこの騒動の当事者の一人がこの程度で済むわけない。

これさ、あなたのパパが学校に圧力かけたんでしょう?

『うちのかわいいかわいいヨウマちゃんは巻き込まれただけなんだ〜、変な女に騙されただけなんだ〜」とでも言って。

まぁ、一人だけ処分を軽くするのは角が立つからついでにユウタも一日だけの生活指導になったっぽいけど。運がいいね」


「それに、あなたがこうして私を止めようとする理由は決して正義感なんてたいそうなモノじゃない。

この騒動の“あと”でどう見られるのか。

クラスの立ち位置がどう変わるのか。

少しでもこれから生きやすいように必死に赤ちゃんなりに計算してるだけなんだよね。

かわいいね、『ばぶちゃん』 」


「…それは――――――――」


「―――――――赤ちゃんは黙って哺乳瓶でもしゃぶってろ!!!!」


爆ぜるような怒号が教室中を震わせた。

教室からまた泣き声と悲鳴が上がる。


―――――――やはり、マイは賢いな


そんな渦の中心で、ヨウマの思考だけは水底に沈んだ石のように揺れなかった。


自分はまだ、父親の腕の中で守られているだけの子どもだということを否定できなかった。


マイを中心につるんでた理由は、“暇つぶし”なんて乱暴な言葉でまとめられるほど単純じゃない。

突飛で、残酷で、小学生ながらときどき信じられないほど鋭い直観と思考の跳躍を併せ持つ。

退屈な学生生活に差し込まれた一筋の危うい光

それが安藤マイだった。


―――――――今回のことがなければ、いずれ本当に成り上がれただろうに


学級という狭い舞台に縛られない、

支配者めいた何か。

それを、この少女は確かに持っていた。



ただ…


一つだけどうしても腑に落ちない


マイのここまでの振る舞いはたろうへの報復行為

言動はたろうの『嘘の告白』に対する仕返し、

そう読み解けば筋は通る。

彼女の攻撃性も、破壊衝動も、『勝つこと』へのあの異常な執着も…

まあ、理解できないほどではない。


――だが


“あの目”はなんだ?


あれは憎悪だけの色じゃない。

怒りにも、復讐心にも分類できない。

あれはもっと、複雑で、ねじれて、濁った――

それこそ…


『愛憎』


この言葉でしか括れないような、そんな不可解な温度を孕んでいた。


…今考えてみれば、体育倉庫での一件も妙だった。

いつものマイなら、

もっと計算高く、冴えた手順で物事を運ぶはず。


あの衝動的な行動はどうにも“らしくなかった”。


「(まさか……あいつら本当に“そういう関係”だったのか?)」


いや…そんなわけない…

それなら俺が気付かないわけがない

だが、あれはさすがに…


自分で考えて、自分で否定しきれず、

胸の奥に小さなざらつきが残る。


――――――が、どちらにしても


「(これ以上、マイを刺激すれば自分にも『椅子攻撃』が飛んでくるな)」


冷静な判断を下し、ヨウマは傍観者の影にそっと身を戻した。


マイの黒い瞳が、再びたろうだけを射抜く。


「……あ、あの……安藤…さん……そ、それ以上は……」


教壇の前で固まっていた担任が、震えながらもようやく絞り出すように声を漏らした。


くすっ。


あまりにも軽い、ひとの不安を踏みつけるみたいな笑みを少女は浮かべて―――――



「うざ笑」



―――――近くの椅子を両手で掴んだ。


金属脚がガタ、と床を削る音が響く。


「やっ――」


担任が逃げるより先に、

マイは椅子を振りかぶり、教壇へ向けて投げ放とうと腕をしならせた――その瞬間


ドガァンッ!!  


たろうは倒れ込んだ姿勢から半ば跳ね起きるように踏み込みマイの腕の椅子を横から蹴り飛ばした。

金属の脚が空中で弧を描き、

ガシャンッ!と反響を残しながら宙を舞い床に落ちる。


その刹那―――――



――――――――――シュッ



――――― 空気を裂く音が響く


「……っ?」


自分の体で何が起きたのか、たろうには一瞬わからなかった。


だが、すぐに気付いた


上着の袖、手首に近い袖丈の部分が真横にスパッと斜めに裂けていた。


マイの手には、

刃を全開にした『カッター』が握られていた。



「きゃああああああああ!!!!!!」「殺される!!」「やだぁぁぁぁぁ!!」「助けてええええええええ!!!!」



地獄みたいな悲鳴が教室を埋め尽くす。



「(ポケットから出したのか…!?)」


――――― 妙に準備がいい


たろうはまだ、冷静だった。

この場において判断能力を一瞬でも失うことは即座に死に繋がると彼は理解していた。


――――――――――シャッ


マイは、椅子を蹴り飛ばされたことなど最初から織り込み済みだったかのように、すぐさま体勢を立て直し肩の高さから“二撃目”のカッターを振り下ろしてきた。


たろうは半身をずらしてかわす。

刃が紙一重で頬の横を掠め、風圧が皮膚に冷たく触れる。


間を置かずに三撃目。


今度は逆手。

人を刺すためだけの握り。


軌道が速い。

普段なら知覚すら追いつかない角度だ。


たろうは机の横へ跳ぶ。

足が机の角を蹴って、ガタンと教室が揺れる。


「ふふ、たろうくんも赤ちゃんみたい。あんよが上手だね」


「……毒親すぎるから」


マイは楽しそうに笑っている。


いや、楽しんでいるのではない。

  

―――――遊ばれてるな…


そして四撃目


今度は胸へ一直線だった。


―――――これが本命…!

 

たろうは避けようと身体をひねり――




「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!いやああああああああああああああ!!!!!!!!」


 


爆音のような悲鳴が教室の端から叩き込まれた。


クラスの誰かが、恐怖の限界を超えて絶叫したのだ。


「…………ぐッ!」


その声に、たろうの意識がほんの一瞬だけ裂かれる。


「――――ッ!」


踏み込みが乱れた。

足が倒れた椅子の脚に引っかかる。


重心が逃げる。


なんとか、身体を支えようと右足を後ろに踏む。


その一歩が運命を分けた。


引いた足の踵が


よりによって、


先ほどマイが投げつけた『リコーダー』の管に

…ぬるりと乗った。


「………ぬおっ!?」


たろうは、自分でも理解できない角度で後ろへ倒れ込む。



―――これが狙い!?



彼女は、場の空気を操るのが上手だった。



――――――ゴツン!



「………痛ぁ…!」


床の冷たさと、

後頭部と臀部の痛みが背骨に走る


この場で最も作ってはいけない“隙”が生まれた。


マイの爪先が、ゆっくりとこちらへ向き直る。


刃先がきらりと点滅する。

 


――――――これはヤバい!!



急いで、体勢を立て直そうとする。


だが、


マイは、すっ…とそのカッターを床に置いた。


――― え……なんで……?


…ドサッ



マイはたろうの腰の上に跨った。



「…は!?また!?ちょちょちょちょちょ!?!?」



クラスもざわつく。



「――― たろうくん」



たろうの喉元に、白い指が触れる

温かい…

震えているのに、妙に優しい温度


首が絞められる。


「ねぇ、たろうくん…

私ね、アヤカちゃんが言ったことに賛成だよ。

あれ、ぜんぶ本当のことだから…

すずめちゃんの家のことも、その存在自体の醜悪さも……」


―――絞められる


「すずめちゃんは生まれた瞬間から、もう普通の道なんて歩けない場所に放り込まれた子なんだよ……」


―――絞められる


「……ヤクザの子どもに未来なんてあるわけない。

どれだけ無害を演じても、どれだけ清潔なふりをしても、どれだけ優しそうに笑っても……血は変わらない……産まれが…産まれた血の罪が、『呪い』を連れてくるんだよ……それは本人がどんな子でも関係ないの……」


―――絞められる


「……これから先、すずめちゃんがいるだけで誰かが必ず傷つくの……本人が泣いてようが黙ってようが関係ない……存在そのものが不幸の種なの……生まれた瞬間から、誰かを不幸にするために呼ばれたみたいに…

あの子はそうね…… “鬼子”なの」


――― 絞められる


「あなたがあの子と関わるのは“間違い”なんだよ。

……罪とか、悪とか、そういう次元じゃない……ただ“そこで生きている”というだけで全部が歪む存在。

あなたの人生だって、あの子のせいで簡単に壊れちゃうよ…


だから――――


――――私と一緒に生きよう?」



首を絞められ、視界が白く点滅する。


呼吸が浅くなり、耳鳴りがして思考がちぎれる。


その中で、


たろうは


床に転がった刃の剥き出しのカッターが…


…手の届く範囲に存在するのを見つける。



―――――――――――― 届く



そうだよ、たろうくん…



それで ―――――――――



――――――――― 私を刺して?


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------------------

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-------

---


あなたは多分…わたしのことが好きじゃない


それはもう…きっと否定できない


でも、それでいい


何故ならあなたのこと


私と『同族』だと理解できたから


体育館裏での告白は私への嫌がらせだとしても…

あなたはどうして最初に『嘘の告白』なんてしたの?


わたしにはわかる


あれは反射だとしても

いや、反射だからこそ


あれはあなたの『本質』なんだ


あのときのあなたは、

相手がどう『考える』かまでは計算していたけど

どう『思う』かまでは考えていなかった


相手の感情なんて道具と同じ


どう動かすか、どう使うか、その一点しか見てなかった


わたしと同じだよ、たろうくん

わたしも、同じように生きてきて同じように生きていこうと思ってたの

だからそれを知ったとき、わたしは感動して泣きそうだった


なのに…


あれはたぶん…あなたが『嘘の告白』をした次の週の月曜日、

あなたは寝ていただけだけど、明らかに変わろうと努力し始めた

なんかドラマでも見た?わたしを見てその生き方に軽蔑した?誰の影響?どんな美しい景色を見たの?


…それはわからない 


ただ、あなたは“人間になろうと”努力し始めた


人と関わり、負ではなく正の影響を誰かに与えられるように


聞いたからわかるよ?

ユウタの弟に本の読み聞かせなんてしてあげたんだって?

それに母親に渡したDVDは教室での虐めの記録じゃなかったんだよね

あなたの予想通り…渡されてからユウタの母親は速攻DVDを見ていた

その内容を見た時に、ユウタの母親は笑い溺れ死にそうだったらしいわよ?


 

生活指導室でのあなたの生活も

ついさっきまであなたがいた部屋で主任と話してたから知っている


“憎たらしい子どもだったけど悪いやつじゃなかった”


指導の最終日に、

薄ら寒いユーモアも披露したみたいじゃない?

それはあなたなりの“人間らしい”コミュニケーションなの?


酷すぎる


ちゃんとした人間になろうなんて…


私を置いて行くなんて…


でもね…


いくら取り繕っても『本質』は変わらない

 

レオを殴った時のあなたの顔

…あの瞬間、確かにあなたは快楽を覚えていた

血がついても、痛めつけても……どこか嬉しそうだった

…あれは演技じゃない


たろうくん、気付いてる? 


あなたはここまで


たった一回だって



『鈴木すずめの“助けて”なんて言葉を聞いていない』

 


あなたは、他人の意思なんて見ずに勝手に自分の快不快で塗りつぶして動いただけ…


あなたは根っこの部分でわたしと同じなんだよ


他人の気持ちよりも自分の感覚が優先される

世界の基準が“自分”からズレない

人の心より、自分の“感じ方”のほうがずっと強い


だけど、それは今だけかもしれない


なぜならあなたは変わろうとしているから

変わろうとしている自分に…

目指している自分に…

理想の自分に…


…いつか辿り着くかもしれない


そんなことは許さない


だから、刺させる


あなたは私を刺してでも


その理想に、変わらず駆け出せる?


いや、そんなことはできないはずだ


刺したらあなたはきっと、

“人間になろうとした自分”には戻れない


戻りたいなんて、思えなくなる

 

それでいい 


『同族』だからこそ

同じ血肉を喰らいあい…生きていける


もっと深く


もっと下へ


ぐろいどろどろの


底の底


戻れない場所まで



―――――――――わたしの底まで堕ちて?



安藤マイの魔性は、ここに極まった。





トン……トン……




が、さらにその“底の奥”から

 

マイの肩を誰かが触れる。



「―――――!!!!!」



マイは鬼の形相で後ろを振り向く。



そこには―――――――




――――――― 鈴木すずめが立っていた




「あ……?………すずめ……?」


マイの口の奥が急に乾く。




―――――――― パァンッ!!!!





すずめは、マイをビンタした。






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