艶やかしい

白濁色の仮面を被り

偽物へ愛を注がれて

我ヶ物顔で口へと運ぶ

素顔晒せぬ艶やかさ


毎度の事ながら

彩度の融けるまま

世界の中心が

在ると信じていた


膨れ上がった自尊心

怒りの篭った拳銃で

撃ち抜いて見せる傲慢を

空気が抜けて萎むだろう


便座位の臭いを纏い

其の場凌ぎの可愛いを

見えぬ聞こえぬ遠くから

漏れる本心気持ち悪い


手鏡の反射はまるで

自分を捨てた怪物で

何に成ろうとしていたの

自分を捨てる怪物め

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る