木苺の存在が、紅茶の心が編み出した幻影のように見えました。その揺らぎが作品全体の耽美さを深めていると思います。
作った物は 大切に 保管します
一人でコウチャを飲み、主人公の紅茶が愛について思案する場面から始まります。紅茶の頭の中には、常に他人がいたのです。しかし、鬱屈と静謐が同居した雰囲気の中に、ひたひたと、内側から不穏な影が迫ります。…続きを読む
「紅茶」と「木苺」。甘い名前を持つ二人の少女が過ごす、真っ白なカフェでのひととき。 語り手である紅茶は、「愛」というものが分かりません。ただ一つ分かっているのは、目の前の木苺を世界の誰よりも独占した…続きを読む
この静謐と耽美。少女と少女がゆっくりと紡ぐ、幻想的な雰囲気が印象的でした。 「紅茶」という名前の少女は、ずっと一人きりで過ごしていた。「愛情」というものが全般的にわからず、特別な存在というもの…続きを読む
この物語の魅力は独特の世界観と、紅茶と木苺の関係性です!愛の難しさ、紅茶が木苺に抱く複雑な想いなどに引き込まれます!是非最後まで読んでみてください!
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