第13話 ジャパン
※ この作品は素人による拙い文章の空想創作物語です。
私は村に入った。
道を挟んで家から家へ三角の形の色とりどりの旗が付いた紐を渡している。
トンネル完成記念祭が あと数日後に始まるらしい。
私の思っていた心の友とは違うライスと出会い。今この村に居る。
村を見回すとファンタジー風の町並み。
人も普通だが服装は村人の服。ファンタジー風だ。
元の世界で近いのは何処だろうか?
ディ◯ニーランド。またはオランダにありそうだ。勝手な個人的先入観だ。
レストランと言うべきか または定食屋と言うべきか。
私はそれらしき料理屋に入った。
この村の人達の髪色は基本茶色だ。
顔立ちもやはり白人の洋風だ。
なのでアジア人の顔立ちで黒髪の私はかなり目立つ。
黒髪と言っても白髪がかなり増えている。出来れば総白髪になりたい。
カッコイイからだ。
料理屋と言うよりは酒屋。飲み屋だった。
確かに定番では酒屋で飯を食っていた。
案の定。所々座って居る客達はみな バイキングが使うような木製のジョッキで何かを飲んでいた。多分アルコールだろう。
視線が集まる。
カウンターに行くと鷲鼻で白髪。高齢の女性が対応してくれた。店主だろうか?
「どうも はじめまして⋯⋯」
店主としよう。店主は私をマジマジと見て。
「旅の人かい?」
私は頷いた。 目の瞳の色が グリーンアイズ。
この村人達はライスを含めみなグリーンアイズだ。私は初めて見たので珍しいと思った。
嫉妬深く。気に入った物は自分の物に何でもしたがる。一度手にしたら何があっても譲らないと聞いた事がある。
「何処から来たんだい?」
私は考え。
「ジャパン」
と答えた。ニホンやニッポンよりはファンタジーに近くていいだろう。
「ニャパン?」
「違います ジャパン」
「シャパン?」
「違いますジャパン」
「ジャパン?」
「違います ジャパ〜ん」
「ジャピョ〜ン?」
「違います ジャッパ〜〜ン〜」
ここで奥から若い女性が現れた。
「何やってんのお婆ちゃん!…旅の人?何?食事?お金持ってるの?」
なんか まくし立てられた。
私はお金が無い事を告げた。
2人は冷たい目に変わった。
「はい!はい!帰った!アタシ達は慈善で商売やってないからね!それとも金の代わりになる物でもある?」
私は腹巻き代わりにズボンに挟んでいた 切ったブーツの上部を2つ出した。
それで頭を叩かれた。
鷲鼻店主もシッシッと手で払う。
私はカウンターを離れドアに向かった。
そこでそのやり取りを見ていたであろう。この世界最初に出会った人間。ライスが立っていた。
私は微笑み挨拶をしたが冷たく無視された。
無一文とは そんな風には見えなかったのに。もう俺に関わるなと言っているような目をしていた。
回りの客達も何故か冷たい。
ライスは一度も私と 目線も見る事もせずに 友人が座る席につき楽しそうに話しはじめていた。
私は村を出た。
被害妄想。
確かにそう思うかも知れない。だが元の世界での経験上。店内での人を見る目は違う。
確かに無一文でいかにもただ飯を期待してる風を装った私が悪い。それは確かだ。
何度も経験した見下した目。この手の人達は一度見下すとトコトン見下す。
優しく接して来ても 目が見下し哀れみの目になっている。お前は私より下だから!と。
所が自分が得た才能を発揮し評価されると コロリと掌を返してくる。
嫌だ………本当に嫌な感じだ。
また あの感じだ。
雪が近い北だからか?冷たい村だと思ってしまった。
私はこの地を「コールドハート」と名付けた。
良い名だ。ファンタジー風でもある。
ー ここで話しを横に逸らすが。この時点で皆さんはこう思っている人が多い筈だろう。
「ファンタジー風とか言うな!」
「定番!定番!ウルサイ!」
「ファンタジー舐めるな!」
「馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「ファンタジー書く資格はない!」
だが改めてこの作品のタイトルを見てほしい。
その対象は全てである。
そして 不満が有りながらも ここ迄読んでしまった人は 既に私の魔法にかかっている事を。
「腹立つけど もう少し読んでやるか!」
(匿名男性)
「ムカつくけど反省してるなら読んでやってもいいかな」 (匿名女性)
闇魔法。読んだら何故か気になり闇つきになってしまう魔法。
ちなみに私はこの文を作者の思考に反して語っている。
なので作者は何で俺はこんな文を書いているのだ?と疑問に思っているだろう。
また心の広い賢者の方は 馬鹿だなぁ!面白いやつ!とこの作品の意図を読み楽しんでいる事と思われる。 ー
村を出たのだが………定番ならば此処で何かイベントなりトラブル案件が起こるのだが………何も起こらなかった。
これこそリアル。リアルファンタジーだ。
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