第7話 火魔法

※ この作品は素人による拙い文章の空想創作物語です。



 私は水魔法の修行から火魔法への修行に移行した。

 水魔法は上・中・下で表すなら中だ。

 今はこれでいいと思う。

 私の中で基本が水魔法と言う事で修行したおかげで。火魔法も比較的楽に進んでいる。


 やはりイメージが重要。イメージとは凄い事だと改めて思った。


 火魔法で何も無い空中から火柱を出す。更にその火柱を龍の形にしてみた。

 実際にはそんな事あり得ない。まさに映画やアニメ マンガの中でしか不可能だ。

 だがイメージしてしまえば可能になってしまう。

 これであとは 火の大きさと長さを増やせば とてつもない攻撃魔法になる。

 まあ 形を何にしようが火は火。龍の形であろうが ただの火柱であろうが威力は同じだ。


 火魔法での実験を踏まえ水柱でも可能か試してみた。

 出来た。水の龍だ。


 


 この川辺での生活も多分3ヶ月程になっていると思う。

 食料は草だ。カブトムシの餌の匂いがして。口周りがカブトムシ臭い。


 そこで火魔法がある程度使いこなし はじめたので 靴下の森に入り食料の調達をしようと思った。


 夜には戻るが多摩川とはしばしのお別れだ。





 私は辺りを見回しながら獣道を進んだ。

 鳥の鳴き声はすれど姿は見えず。他の動物の気配もしない。


 更に進むと 何処か見覚えのある小さめの開けた場所に出た。

 此処はそう 私が最初に寝ていた場所だ。

 私はこの場所を「大の字」と名付けた。大の字で寝ていたからだ。


 私は天を仰ぎ見て神が見ているか確認した。

 見ている訳が無い。

 火魔法でバスケットボールサイズの火の玉を出し。天に向かって放ってやった。


「神に当たったかな?」


 私はあと3発放ち。先に進んだ。


 火魔法の修行で学んだ事は威力の問題だ。

 ただイメージして放つ火の玉の威力との違い。 

 イメージの段階で火の玉の硬さや熱量。飛ばす速さ。当り弾けた時の威力などなどを順にイメージするとその通りになる。

 しかしこれが中々集中力を必要とする。 

 この応用で水魔法でも同じ事が出来た。

 あとは集中力による維持と持続で魔法の大きさ巨大さを出せれば この世界を征服出来るのではないだろうか。


 魔法使い最強!である。


 そんな事を考えていたら 草むらからカサカサと音がした。足を止め音の方に目線を置く。

 音がしなくなった。

 お互いに様子を伺っている状態なのであろう。


 私は試しにイメージから威力をあげる修行をしてみる事にした。

 余り大きな火力だと靴下の森が全焼してしまう恐れがある。

 私は人差し指から火柱を出すイメージをまずした。

 鉛筆程の細い火柱が何処までも伸び。鉄針の様に硬く熱い。火に触れれば炎の高熱で一瞬にして燃え尽くされてしまう。そんなイメージをして放った。


 思った以上に靴下の森は延焼した。

 私は同じイメージを水魔法で行い消化した。

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