「自分のことを好きになってくれる女の子と出会いたい!」
それはある意味、世のフリーな男性諸君の永遠の夢かもしれません。
ただ現実にはそんな天文学的な巡り合わせの確率なんてなかなかないもので、我々寂しいお一人様は、隕石と雷の両方が同時に直撃する確率と同じような運命的な巡り合わせを願うわけですね。
……なんか悲しくなってきました。
そんな無に等しい確率をせめて小数点第1位くらいにまで引き上げるのが、時代によって名を変えた出会い系サイトこと「マッチングアプリ」。
これはこれでやべーやつらの巣窟、恋愛市場の闇の蟲毒みたいなことになっているようですが、主人公は何とかその中から素敵な女性と巡り合います。
ルックス良し、性格良し、そして一夜も共にしたので体の相性も良いことを確認済みです。
くそっ、隕石と雷の両方を同時に喰らって爆ぜればいいのに。
そして彼は、彼女から離れられなくなりました。
おっ、ハッピーエンドだな、ヨシ!
……で終われば、この作品のジャンルが「ホラー」にはなってないんですよねぇ。
どういうことかは、本作を最後まで読めばお分かりいただけるかと思います。