何かがおかしい
早々にエリアボスを倒したけど…
「湧いてくるモンスターとランクが段違いですね
急にAランクモンスターまで」
「クロム君、ダンジョンジョーク?」
「余もそんな能天気なことを考えられる頭が欲しいの〜」
「もの拾いしてるだけの狐さんがなんか言ってるや」
「少し灸をすえてやろうか?」
もしかしたら…
「このまま真っすぐ身体加速で走り抜けますよ」
「えっ!なんで!?」
「余、身体加速できな」
糸で引き寄せながらヒナタさんを抱えて走る。
「クロム!いきなりどうしたおかしいぞ!」
「ここ、もしかしたら低階層かつ高難度」
「クロム君、それはわかったけど!」
しかも、このモンスターの量と質もうすぐ溢れてもしょうがないレベル…
「魔物の
「「!」」
「それが事実だったら、1層目の高ランクモンスターも頷けるし、いきなりAランクモンスターが湧いたのもわかる。けど」
「ここに来る前に寄った街のギルドの掲示板、少し眺めたんですよ。そうしたら、異常に中級モンスターの討伐依頼が多かったんですよ」
「でも、それだけじゃ」
「じゃあ、このダンジョンは既に小規模な魔物の大行進が始まっていたのか?」
「十中八九そうでしょうね。でも、人里離れた場所でしかも小規模あまり気づかれなかったんでしょうね。外のモンスター達も少し落ち着いていましたし」
「でも、ここにいるモンスター達が出てきたら」
「多分、ここらへん一帯、焼け野原ですね」
「まずいじゃん!」
「だから身体加速の重ね掛けしてるんですよ!」
このダンジョン小規模ダンジョンの中でもかなり
小規模、部屋の配置的に真っすぐ進めば着く!
「あった!」
「じゃあ、急いで入らなきゃ!」
ダンジョンボスの居るであろう部屋に飛び込んだ
「どうも皆さんアノ965です!急展開すぎて申し訳ありません、次回もお楽しみに〜!」
ノ「ちょっと待ったぁ!」
アノ「不審者!?」
ノ「その呼び方は、乙女に対して失礼じゃん」
アノ「いや、クロムに対してやったことがやばい からな?自覚もて!?」
ノ「ふふふ、わかってないねぇ」
アノ「あのセクハラに愛はないからな。ノア」
ノ「ぶぅー」
アノ「子供かな?」
ノ「では、励みになりますのでお気に入り登録等
よろしくお願いしますね」
アノ「いや、それ私のセリフ!?」
スキルがある世界でザコスキル『糸』なのにハイランク冒険者パーティーに(ほぼ)強制加入させられました アノ965(アノマロカリス好きのくろこ) @966_Raian
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