プロローグ
あれは寒い冬の出来事だった…両親を流行り病で亡くし、けして裕福ではないため幼い妹を教会に預けたあと九歳になるまでの四年間、貧民街で飢えを凌ぐ日々を過ごしていた。
「…お腹が空いた…」
3日間何も食べていない僕は空腹と寒さで死にそうになりながらも冬の寒さを凌ぐため路地裏に身を潜めていた。
「寒い…」
冷たい風が路地裏に通り抜け、流石に死ぬだろうとそう思いつつゆっくりと目を閉じた。
「よう、小僧生きてるか?」
目を開けるとそこには、一人の和服姿の老人が立っていた。
「……誰?」
僕は寒さで乾ききった口を動かしながら尋ねた。
「ほう、その状態で生きているのか…お前に選択肢をやろう」
老人は、薄れゆく意識の中で私にこう問いかけた。
「今ここで、生きるか死ぬか選べ」
両親が死に…今の自分には何もなく、ただ教会に残してきた妹が今どうなっているのかは気になっていたが、このまま生きてても何をしたらいいのか分からない僕にどうしろと言うのだろうか。
「死にたいのなら今この場で殺してやる」
そう言いながら、左腰に帯刀していた綺麗な鞘から剣を抜いた。
それは、このヤマトの国で昔から作られている刀という武器だった。
「さて、どうする?」
その時の僕は、その刀に目を奪われ思わずこう口にしていた。
「……綺麗」
「……プッアッハッハッハ」
老人は、その言葉を聞いた瞬間に大声で笑い始めた。
「あっ〜、面白い!」
「……?」
「小僧、名前は?」
「……ヒナタ、ヒナタ・アカツキ」
「ヒナタか…俺はゲンジ、ゲンジ・ササキだ」
老人は、そう名乗り換えし次にこう言った。
「お前さんを俺の弟子にする」
僕はその言葉を聞いたあと意識を手放した。
「おいっ!…なんだ気を失っただけか」
ゲンジは、ヒナタを担ぎその場をあとにした。
これが僕と師匠の最初の出会いであった。
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皆さんこんにちは、何となく書いてみたまだペンネームも決まっていない新参者です。
気軽に作品を呼んでいただければ幸いです。
間違えている箇所が沢山あるかもしれませんが、教えていただければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。
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