　ドリアンの話後編です。

　高台オペにドリアンを投与する方法はとっても簡単。”食いしばり“を付与した状態でドリアンを突っ込むか、ドリアンの副作用を超えるHPと防御力を確保するだけです。

　前者はもっともお手軽で、異格サイレンスS3などを発動するだけで全人類平等にドリアンを摂取できます。ただし、1回の作戦につき2回までの制限が課せられるのが気になるところ。

　後者は、メジャーなところでシャイニングの防御力バフがあります。ドリアン投与対象者の防御力を400以上確保できれば、高台オペでもまず耐えられるはずです。しかし、シャイニングの防御力大幅上昇は決戦スキルに依るところがあるし、スキルサイクルも重いため、ドリアンのために切り札を切るのは少々もったいない気がします。

　とはいえ、星3オペが星6オペを凌駕する瞬間は圧巻の光景だし、推しオペの獅子奮迅の活躍を見るのは胸が踊ります。

　性能に難のあるオペレーターでも、潜在した力を引き出し一線級の活躍を可能にさせる……それがドリアンの力なのです。

　しかし、一瞬の快楽のためだけに、限られた編成枠を割くのはリターンに見合ってない気がするし、面倒だ……と思ったあなた！　高台ドリアン界隈に救世主が存在します。それがdoc兄貴です。

　doc兄貴はコラボイベントから参戦したオペレーターで、前衛ながら味方のHPを回復できるという稀有なスキルを持っています。しかも回復時、最大HPを超過した数値ぶんだけ一時的にバリア(簡単に言えばブレワイのマックス料理)に変換されるため無駄がありません。さらにさらに、スキルのHP回復量は大盤振る舞いの5000超え！？　

　つまりdoc兄貴のサポートさえあれば、高台オペのドリアン投与のハードルが大幅に下がるのです。

　具体的には、高台オペはHP1000、防御力100以上確保できればドリアンを耐えられる計算(あくまで目安)になります。

　またここに、異格スカジのバフ(攻撃力と防御力バフ)が合わされば安定感はさらに増し、ロマンのためのドリアンと、実用を重視した編成との両立も現実的となります。

　強いアタッカーを惜しみなく戦線に並べ、圧倒的暴力で敵を蹂躙するのも楽しいですが、時には主役を決めて、そのオペレーターが十二分の戦果を発揮できるような作戦を組むのも悪くはないと思います。

　もちろん、そこにドリアンを添えてあげれば、推しはもっと輝き、もっともっと好きになること間違いなしですよ。

　ドリアンはあなたの”好き“を応援します！