第3話 執事とお嬢様の過去
誠二が、執事としての来たのは小学校を卒業してすぐだった。
「お嬢様、本日よりお嬢様の執事として付く竹田誠二です。よろしくお願いいたします。」
そう言って挨拶してきた彼は、すごく誠実そうだった。
そして、中学校が始まると私に友達が居なくて一人で過ごしているのを知ると自然と気が会いそうな女の子と話す機会を作ってくれたりして友達を作れるようにしてくれていたみたいだけど、それを本人に聞いたら、「知らないですねぇ」と答えてたのでそういう事にして置いた。
けど、中学2年になった頃、クラスの女子から容姿を原因でいじめられるようになり、せっかく仲が良くなった子達も離れていき、だんだん孤立していった。
~誠二視点~
小学校を卒業し、はじめてお嬢様の執事となったときに、すごく綺麗な方で友達も多そうに見えた。けど、中学校が始まると友達以前に誰とも話さずに過ごしていたので、先生は自分がお嬢様の執事と言うことを知っていたので先生に頼んで、お嬢様と気が合いそうな女子と話せるように頼んだことでクラスの女子とは楽しく話せるようになってひと安心していた。
そして中学2年の時、長谷部さんから「最近のお嬢様は、どこか無理して笑っている気がする」と言われ、注意して見ていると裏でクラスの女子にいじめられていることがわかった。そして、先生に言おうかと思ったけど下手に言ってお嬢様が先生に言ったとしてさらにいじめがエスカレートすることを考え言わなかった。そして、いじめの主犯格を突き止め問いただしたけど、「知らない」とシラを切ったので旦那様に相談して、主犯格の親に伝えると謝罪をしてきたので旦那様たちが話し合った結果、主犯格が転校することで話がまとまり。いじめは終わりを迎えたが、他のクラスの女子とはいじめ前のような感じに戻れる事もなく中学3年へと進級した。
~奈織視点~
いじめは、だんだんエスカレートしていったが、突然無くなり不思議に思って長谷部さんに聞くと誠二が裏で色々としてくれていたことがわかった。それが、すごく嬉しかったからお礼を言ったらまたしても、「いじめられていたことに気がつく事ができず大変申し訳ありませんでした。執事失格でございます。」と謝罪されたけど裏で色々としていたことを、長谷部さんから聞いた事を伝えたら誠二が長谷部さんに「お嬢様には秘密って言いましたよねぇ?」と怒っていた。いじめが終わってもクラスの女子には避けられて話しもできないまま、中学3年になった。
けれど、ある日ななちゃんが転校して来た。勇気を出して声をかけたら、意外と気が合い一緒に定期テストの勉強をファミレスでしたりして、一緒の高校に合格して今でも遊んだりする仲になった。そうやって、誠二にはこの他にも定期テスト勉強や入試の勉強、色々なことを助けて貰ったりしてもらった。けれど、いつからか誠二が他の女の子と話していたりしていると胸がモヤモヤして不安になった。
あとがき
ちょっと、短くなちゃったけど許してください。
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