花折作品の探偵インタビュー
常陸 花折
八重山海珠(と部署メンバー) IT怪異解決部署
①お名前と年齢、性別を教えてください。
「
「これ僕達も解答した方が良いのかな?事業部長の
35歳、男性です」
「技術リーダの
「チームメンバの
「江南さんと壬午さんの年齢、初めて聞いたかも……」
②貴方は探偵ですか? 他に就いている職業はありますか?
「探偵では無いです……株式会社ストリテクノロジーという会社の、怪異ソリューション事業部という部署に所属しています。みなさんはその上司や先輩です。」
③よく遭遇するのは人が亡くなる事件ですか? 亡くならない事件ですか?
「多分、亡くなった方もいると思います。失踪したまま行方がわからない、とか。
身近な人は何とか助けられたりしたんですけど……」
「八重山ちゃん、共感しやすいから……あんまり気に病んじゃダメだよ!」
④助手はいらっしゃいますか? 捜査を手伝ってくれる人はいますか?
「部署の皆さんのお陰です。私はまだまだわからないことがいっぱいで……」
「でも君の能力と、仕事に対する責任感は案件の解決に大いに役立ってるよ、自信持って」
「あんたが案件に喰らいついたから解決出来たこともあったやろ。
いつも他人の為に入れ込みすぎるのは良くないけどな」
「そうだよ!八重山ちゃんいつも頑張って案件に取り組んでくれるから、私も頑張らなきゃってなる」
⑤警察官や刑事さんの知り合いはいらっしゃいますか? その方とは仲良しですか?
「い、いないです。今まで警察の方と喋ったのは……夜に未成年と間違えられた時くらいで」
「八重山ちゃん可愛いもんね~」
「はい、セクハラ。てか……あんたはおりそうやな(江南の方を見る)」
「さあ、どうだろうね?」
⑥自分の探偵としての得意分野は何でしょうか。
「得意分野……電子機器から、その中に残った声を聞くことが出来ます。これが何なのかは自分でも良くわからないんですけど」
「八重山さんの力にはいつも助けられてるよ」
⑦自分が解いてきた中で自慢できる事件はありますか?
「自慢……私、一人前の社員になれているんでしょうか?」
「十分過ぎるくらいだよ!OJTの評価もかなり高いから心配しないで!」
⑧探偵としての目標はありますか?
「探偵として?は無いですけど、ちゃんと部署のメンバーとして力になりたいです」
「向上心があるのはええことや」
「うんうん、てか本当に壬午さんは八重山ちゃんのことよく褒めるよね。壬午さんが他人を褒めてるのなんて他に見ないよ」
⑨事件を解くのは楽しいですか?
「楽しくは、ないです。苦しんでる人の声を聞くことが多いので……自分も苦しくなってしまって、助けられない自分が嫌になったり、そんなことばっかりです」
「あんま入れ込みすぎんな、自分に出来ることやって胸張っとけばええんや」
「僕も出来る限りフォローはするから、辛かったらちゃんと言っていいからね」
⑩探偵同士の謎解き大会があるとしたら、行ってみたいと思いますか?
「謎解き……?あんまりパズルとかそういうのは得意じゃないんですけど」
「ねえ、この4人チームでリアル謎解きとか行ったら楽しそうじゃない?江南さん!今度企画しましょうよ!」
「はあ?まあ謎解きは嫌いやないけど」
「あはは、確かに面白そうだね。年末休暇のときにでも日程調整しようか」
⑪人を傷付ける犯罪はやはり許せませんか?
「許せないです。でも多分、私達が立ち向かっている怪異は人が意図的に起こしていても法で裁けないと思うんです……だからこそ止めたいんですけど」
「そうだね、僕はだからこそこの部署を立ち上げたからね」
⑫これからの意気込みをどうぞ!
「一人前の社員になれるようにこれからも日々がんばります。よろしくお願いします」
―――
作者への質問
①この探偵さんに通信簿をつけてあげてください。
推理力:A
しっかりと理論的に物事を考えることが出来る。怪異に立ち向かう際も解決方法を得るための技術を調べる力やそれを実践する技術力も高い。とはいえ技術力は新入社員レベルではある。
運動力:C
基本的にテレワークかつITの怪異に立ち向かっているので不要だが、大学時代から運動は得意ではなかったようである。
捜査力:B
捜査として特別な権限は持たない。何か行うとしたら江南を通じてになる。
ただ、インターネットのレファレンス力は高く、自分の知らない単語を社内Wikiにまとめていたり、怪異に関するブログ記事、掲示板での情報収集をしっかりと行える能力はある。
聞き込み力:B
あまり聞き込みをする機会はない。
コードやソフトウェアに残った声に対して真摯に向かい合い、理解しようとする思いは強く、それによりチャネリング能力は「聞く」から「対話」へ成長しつつあるが本人はあまり自覚していない。
閃き力:A
学んだ技術を活かして怪異を解決する能力には長けている。
それは怪異の被害者や残った思念に対する過剰とも思える共感によるものであり、天才ではなくひたすら考え、努力するタイプ。
②外見的特徴は設定していますか?
一般的な新入社員、といった感じ。
髪は就活前から染めたことが一度も無い。ひたすらミディアムショートを貫いている。
服装もテレワークながらしっかりとオフィスカジュアルで出勤している。
③実際に活躍した、ここは見てほしいって場所はありますか?
入社して2件目の案件「datファイル生成契機の調査と解決」は、八重山がいかに相手に共感し、解決の為に必死に努力するかがよく分かる案件である。
④もしよろしければ、探偵が活躍する小説のURLを貼ってください。
『株式会社ストリテクノロジー 怪異ソリューション事業部』
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