担当する事件に煮詰まり、スポーツドリンク片手に喫煙所に向かう刑事・蕪城真輔。
そんな彼に、「お疲れ様」と、声がかかる。
ベテラン刑事の西岡部長だ。
西岡は若い者にそう声をかけることが多い。
付いたあだ名が「お疲れ様刑事(デカ)」。
そんな二人の、何気ない会話が始まる。
警察署内での、とある休息の風景を切り取って描かれた本作。
解決しない事件に疲れを見せる蕪城、そしてそんな彼を不器用ながらも気遣うベテランの西岡。
二人が普段、どのような関係性で接しているかという物語の奥行きにまで想像力をかき立てられる会話のやりとりは、本当に絶品です!
また、痛風の予防に良い!?飲み物についての知識も得られます。
仕事の合間のホッとするような一時を味わえる良作!
是非ともご一読を!