第16話 エピローグ

 アホードリでの実験は続き、1年後、クリーンなレアメタル3種の精錬実験が成功するようになった。あとは計画時のそれぞれ1トンを精錬し終われば完了だ。


 東京では、問題点のチェックが継続して行われている。経済性も必要なのだが、特に磁石に使われるレアメタルは、たびたびの輸出規制を経て、ほとんど使用しないでもEV用のモータは作られるようになっていた。

 しかし、豊富に手に入ることになれば、30%は性能向上が見込めるため、経済効果は計り知れない。



 まだ3年残っているが、恭介は退社することにした。十分役目は終わったと感じたのだ。


 そう、成果は、今、6人が身ごもっている。想像を超える退職金は、子供らの養育費に分け、信託銀行に預けた。

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