第14話:伯爵と通商統主




 何故、帝国でも十指に入る大貴族たるレヴァンガード侯爵から招待状が来たのか。

 これには複数の説があるけど、主要な要素としては一つだろう。


 第一に、近年急速に僕の名が売れ始めているから。

 世情に通じた上位の貴族であれば、ここ一、二年の間に辺境の田舎貴族がどうしてか帝国屈指の大貴族と交流を持ち始めている事に疑問を抱き。

 そして、そこから急速にアノール領産の作物が流通網に割り込んでいる事にも違和感がある筈で。


 特に毒耐性付きかつ最高品質となったグルシュカはチート主人公並みだ。

 シェアというだけなら当然生産数に勝る地域は国内外にも存在するけど、質という面では何故かぽっと出の田舎領が圧倒的。

 この前出した果物の出来栄えを競う大会では、それぞれ全く異なるアプローチからなる半妖精流観察日記育成法が複数部門で大暴れ。


 結果、初参加ながらに多くの賞をなぶりまわし、入賞の枠の過半数をウチが埋めてしまった。

 それはもう、何冠王かも分からないくらいに。

 

 

 ―――端的に、目立ち過ぎた。


 

「今のうちに圧を掛けておく……。潰しておくか、取り込むか。その二択。権力を脅し材料に、自身の派閥に丸め込もうというのが当然の考えだ。お前も仲間に入れてやる、とな」



 ……通商統主レヴァンガード侯爵。

 彼ならそれができる。

 幾つもの大商会に顔が利き、かつ帝国全土の流通、その多くにパイプを持つ彼なら、まだ貧弱な流通網しか持ちえないアノール領を村八分にする事も容易だろう。

 どれだけいいものを作ったとて、それが世間に認知されていなければ何の価値もなく。


 逆に、自身に全てを差し出し服従するならそれなりの名誉を与えてやるぞ、とも。


 仮に、彼の経済力に彼女ら半妖精のチート作物が合わさったらちょっと最強だ。

 ……出来ないんだけどね、諸々の都合で。


 さて、現実逃避終わり。

 


「……であるからして。良いですかな? ユスティーア伯爵。我が領は決して敗北したのではありませんよ。偶々生育が上手くいかぬ不作の年であっただけの事。次の年は、貴殿のような辺境の家では想像もつかないような天上の果実を見せてごらんに―――」



 ………。

 あ、まだ続くの?


 既に僕の姿は侯爵主催のパーティーの中。

 目の前にいるのは……えっと。


 誰だっけ?

 確か、この前の品評会で蹴散らした入賞の常連だか何だかの地方貴族、その一人だった筈。

 確かに彼の経営してる農地の作物も質が高い事で知られてるらしいけど、僕の領とは繋がりが薄い遠方の人だからあんまり記憶にないんだよね。


 とはいえ、彼もまた侯爵の派閥に属する有力者の一人だろうから無碍むげにはできないし……。



「つまり私が言いたいのは、貴殿のような青二才にいつまでも良い顔はさせぬ、という事です。覚えておくといいでしょう。この世界で生き残りたくば偶然や一時の成功体験に固執し、あまり図には乗らぬのが良いと」

「ははっ、青二才……ですか。流石は大規模プランテーションの運営で知られる方だ。作物のみならず、人の熟れ具合も一目で見るとは」

「……うぬ?」

「―――えぇ。若輩者ゆえ、全てが勉強と言わせて頂きましょう。積み上げたものがない故に、私は幾らでも土台を大きくすることが出来ます。他の者が一度塔を降りねばならぬ中で、先んじて動く事も出来ましょう」



 頑張って都市を創ったとしよう。

 けど、その都市ができた頃にはまだ建築技術が発達しておらず、道幅も大雑把、家屋の間隔も最悪―――やがて何らかの都合でより強固で強力なものをつくろうとした時、どうすれば?

 全部壊して作り直すのはあまりに酷だ。

 そういう面で、最初から最新の技術と知識を取り入れたものをつくれる……後出しができる僕は、全然不利だけしかない訳じゃない。



「あなたが仰る通り……私はまだ青い。腐りゆく方々とは違い、これからが勝負……。えぇ、えぇ。皆皆様のお言葉、耳に留めておきましょう」

「……な、なんと! 黙って聞いていれば、先達として礼儀を教えて差し上げようと親切にしていれば、言いたい放題失礼千万……! なんと厚顔無恥な……!」

「それが私の美点ですゆえ。子爵殿も、そろそろ化粧をしてみるといいでしょう。少し厚めに。完熟は実に良きものですが、熟れ過ぎて腐り落ちてしまっては、もはや取り返しはつかぬのですから」

「―――んなぁ!?」



 僕は面の皮は厚めに確保してあるんだ。

 厚くなければ、こんな世界で飛び交う口撃を真っ向から受け止められないからね。


 こちらの言葉に、三十代も後半に差し掛かる貴族の顔へほんのりと朱がさす。

 流石にこの程度では彼も大きく憤る事は無いだろうけど……まだ始まったばかりなのに、既に帰り道が心配になって来たぞ。



「では失礼。私も化粧直しに行ってまいりますので、これにて」

「ぬ……、ぬぬ……!!」



 そろそろ良いだろう……と。

 義理は果たしたとばかりに一旦会場を出る為歩き始めた所で、またしても近付いてくる影。

 勘弁してくれないかな。

 しかも、また男だし……。



「―――これは、これは……。また輝かしい顔が来ているじゃないか。ユスティーア伯爵、と。そうお呼びすればいいかね?」

「……………」

「―――あ、ガチで嫌そうな顔して来るのね。ゴメン、レイク。ワイン飲む? うちで売り出してるの」



 貴族として、公の場では殆どネガティブな表情を見せない僕が文字通り「嫌な顔の振り」をしたのは、相手を選んでの事で。



「冗談さ。久しいね、ルルシオ」

「―――全く。本当に君という男は……。心臓に悪いじゃないか」

「賢者殿なら、この程度軽く見破ってくれると思っての事だったんだが」



 そこにいたのは、薄い茶の髪で平均的な身長の男。

 貴族というよりは、どちらかというと商人寄りの恰好をした……ハンサムではあるが何処か信用しきれない胡散臭さを持つ、二枚目半といった感じの若い男で。


 彼はルルシオ・フィール……僕の数少ない、現在も連絡を取り合っている学友。

 帝国に存在する流通に長けた商家の次男坊―――付け加えるなら、アノール領のメインとなる取引相手たちを紹介してくれた仲介屋でもある。

 算学に秀でた男で、学生時代はアルベリヒを含めた三人で行動していた、所謂腐れ縁のモブトリオ。

 主人公勢の後ろでわちゃわちゃバカやってるのが似合う連中の一人。

 

 文のルルシオと武のアルベリヒなんて自称していた、勇者パーティーで言う賢者担当の男だ。

 あぼく? 当然いけめんゆーしゃ……。



「まさかここでばったり会うとはね」

「流通についての交流の場だよ? 予想くらいしてただろう、はははっ。まぁ……。今や新進気鋭の若き貴族……ユスティーア伯爵と言えば、なんて私達の間でももっぱらの噂さ。どうやら侯爵に目を付けられたと見るけど」

「まさに」

「―――君の事だ。策の一つや二つあるのだろう?」



 そりゃ、まあ。



「今に飛び跳ね、勢いのままに侯爵の靴を舐める準備は出来てる」

「ぶふッ……」

「その為に舌を三枚に増やしたんだ、君たちに本当の靴舐めってやつを見せてやるよ」

「ぐッ、っぷ―――はははははッ!!」



 商人気質ゆえだろう。

 よく通る大きな声はある程度遠くへ響き、幾人かの招待客がこちらを振り向く。

 中には交流を広げようとする女商人やら、はにとら要因かもしれない女性たちの視線も引いたらしく。



「おっと、失礼、失礼……」



「くふっ……。私に夢中みたいだな、ふふ」

「……………」



 相変わらずだな、コイツ。

 

 確かに、アルベリヒとは違いルルシオはそこそこの美形。

 だけど、学生時代は僕らと一緒にバカやってた影響、そして生来のが災いして泣きを見てたことも多いんだ。

 彼、女性の「お願い」にめっぽう弱くてね。

 貴方しか頼れる人が~~とか言われた日には、もう本当に何でもしちゃうタイプ。

 気付けば財布はすっからかんで……、「おい商人」って感じ。

 


「ぬふふ……。今晩は眠れないかもしれないな……」

「はいはい。よくそれで商人が務まっているものだ。商いは順調なのか?」

「堅実が売りだからね、僕ぁ。そうだ、レイク。これも良い機会、例の君の所の作物―――是非僕の所でも幾らか融通してもらえると……」



「興味深い話ではないか」



 と、今まで僕の会話に耳をそばだて、ゆっくりと距離を詰めていた者たちが逃げるように退いていく。

 当然僕とルルシオも会話を切り上げざるを得ない。

 相手は、それ程の存在だったからだ。



「よもや、われが主催するこの無礼講の広間において、初参加である君が商談で手一杯、親交を広げ楽しむ暇もないとは……。嘆かわしくもあり、興味深くもあり」



 ……。



「レヴァンガード侯爵」

「ようやく会えたな、ユスティーア伯爵」

「は、お会いできて光栄です。今宵は繋がりなど殆ど持たぬ私めを招待いただいたこと、格別の感謝を」

「……ふ」



 身長は180を超え僕より高く、体格もがっしりとしている。

 その熱気とも取れる威圧感こそが彼の武器であると分かるけど、その上で長い黒髪を後頭部で束ねたり、着崩すこともなくパリッと糊のきいた礼服に身を包んでいる様子からは真逆の印象も取れて。


 熱気、冷厳……。

 まさに、裏表一体の御仁。

 四十代になったばかりの彼は、まだまだこれからの男……対応は決して間違えられない。



「言葉を交わすも、直接会うのも初めてであるか。良い目をしている。―――顔もな」

「よく言われます」



 謙遜すべきだけど、顔が良いのは生来なんだ。

 否定のしようがないから困っちゃうね。



「出来たばかりのシトリナ酒は?」

「頂きましょう……」



 挨拶もそこそこ、近くを移動していた使用人を呼び止めた彼がグラスを二つ取り……差し出されるまま、黄淡色で発泡質の酒に口を付けてみる。

 見慣れないものだったけど……旨いな、これ。

 レモンみたいな酸味があって爽やか。



「食中酒にも良さそうですね。シトリナ―――とは、耳にした事がありませんが。これは、どちらから?」

「生産国、加工共に複数の国。大元はギメールだ。近頃は周辺国に推しているようで、吾も試しに近しい領に頼み込んで栽培してもらっているのよ。日に一杯も飲めば、一週間で疲れ知らずと」

「えぇ、これは……確かに」



 ギメール通商連邦。

 大陸随一の商業国家……眠らない都市、豪商の巣窟か。

 一昔前まで血みどろの権力闘争に明け暮れてて、一つの国家であるのに傭兵の入りが後を絶たなかったとか。



「成程……手に入らないものはない都市、ギメール……。欲望の巣窟たる国家のものにしては、とても口当たりが良い」

「だが度数は危険だぞ。配分を、己の許容量を―――誤らぬようにな」

「……………」

「濃厚な旨味こそを珍重する現代貴族の風潮に反してみたいと考えての事。君も気に入ってくれると良いのだが」



 ………。

 許容量―――身の程。

 で、濃厚な旨味っていうのもうちのグルシュカを揶揄っての……、ふむふむ。


 他愛ない話の中でお互い色々とさぐり合う。

 主に僕は探られる側で、彼は何かを見極めようとしているらしく。



「時に―――伯爵はオクターヴ公と親しい関係にあると小耳に挟んだが。まことか?」



 来たな。

 要するに、「お前あの人の派閥なん?」という意味。

 一応両家は政敵のようなものであり、台頭してきた僕がどの勢力に付くのかは彼の興味の対象でもあるらしい。

 付く相手を間違えたら分かってるな? というやつだ。

 だが……近しい関係、か。



「いえ。それは違います、レヴァンガード侯」



 獅子のようだった公爵とはまた別種……、狼のように鋭い眼光を宿す侯爵。

 気配を消しつつもこの場から動くつもりのないルルシオ。

 そして、僕たちを遠巻きに見ながら息を潜める者たち。


 彼等の前でハッキリ断言しよう。

 確かに公爵は僕に期待しているみたいだが、あくまでそれは色物枠。

 仮に僕が何か失策を演じ今の勢いを失ったのなら……、或いは、現状のままで成長が止まったのなら。

 その場合、彼はすぐさま興味を失って僕の棺桶梱包を手伝ってくれるだろう。


 それは、同じ最高位の貴族たる彼がよく知っている。



「情報の中に、私がオクターヴ閣下から何かを借りた、或いは担保して頂いている……そのようなお話はない筈」

「であるな、うむ」

「現状、私にはどのような庇護もありませんよ。そして、今しばらく。それは続くでしょうね」

「……その度胸、実に面白いな」



 おもろいっていう割に全然笑ってないけどね。


 現状何処にも付くつもりはねぇとハッキリ言っておけば、彼は僅かに驚いたように眉根をあげ。

 勧誘前に蹴る、これ定石ね。


 会場の到るところから向けられる視線。

 ―――その彼等の数だけ、僕が歯向かわなければならない商敵、躓くかもしれない網やパイプがある?


 ……知らないね。

 躓いて転んだならそこまでの男だっただけだ。



「だが、流通は力だ。君がどれだけのものを作ったとて、生産するだけでは経済は回らん。力がなくては人は立てぬぞ、伯爵」

「存じております。であるからこそ、今私はここにいる。レヴァンガード侯爵……通商統主たるあなたに、参入の許可を頂くために。相互の利益を望む為に。今宵は、お伺いを立てに参ったのです」

「……その性急さは身を滅ぼすかもしれんな」

「胸に刻みましょう」



 ………。



「オクターヴ公が君を気に入るわけだ……。なれば、吾は今暫し様子をみさせてもらうか」



 侯爵の言葉には多くの意味がある。

 今の僕はこの会場の商人の幾らかを既に敵に回してるし、そもそも来る前の時点で敵みたいなものだった。

 己が動かずとも、彼等が僕を寄ってたかってボコせるのだから、派閥の盟主たる彼自身が何かする必要は全くないのだ。

 後は僕自身が否定したとはいえやっぱり公爵の影は気になるし、あの御仁も「使えるものは使え」って言う筈。


 身を滅ぼす程の力で特攻をかけてきそうなガンギマった鉄砲玉をこの場で刺激するより、むしろ主催者としての度量を見せておくことが良いと判断したんだろうね、彼は。


 ……ここまでは読み通り。



「―――レヴァンガード侯爵」



 踵を返そうととする彼を後ろから呼び止める。



「まだ、直接我が領の作物をお確かめ頂いたことはなかった筈。次の収穫月のうちに、最も質の良いものだけをお届けさせましょう。是非、お味のご感想を頂ければと」

「……ふ。―――うむ。期待している」



 ………。

 さて。

 一先ず、最も障害となったであろう彼は静観。

 当たり前に援助はしないが、特段自ら手は下さないと。


 ならば、重畳ちょうじょう

 彼自身は僕という存在を面白がって、取り敢えず見ている方針に切り替えたらしいけど……、彼ほど楽観視できない者たちは確かにこの場にもいる。

 この件で完全に敵対コースになった他の彼等は自分でどうにかすればいいだけだ。



「むぅぅ……。―――生きた心地がしないよ、レイク」

「あ、いたのかルルシオ」



 いつまで黙ってるのかと思ったら。

 今に胸をなでおろし、乾いた喉を潤すかのように手近なウェイトレス……若い女性から渡された飲み物を喜んでがぶがぶり―――って君お酒あんまりだったよね?

 それ、シトリナ……。



「うぃーー……、つっよォ……!?」

「20パーセントに届かないくらいだろう。強いぞ、これ」

「―――伯爵さまも。おかわりは?」



 ……ついでに僕にも渡されるシトリナ酒。

 いや、確かに美味しいんだよなぁ。



「―――……ふむ。ボトル一本持ち帰りたいくらいだが……」 

「坊ちゃま」



 ………。

 なぁヴァレット。

 当たり前のようにボーイに混じって入り込んでるのは今更どうでも良いけどさ。

 それ、飲む前に来れないの?

 僕じゃなかったら普通にゲームオーバーだよ?



「わかってる。だ」



 味からして、即効性の高いムラルド草……トリカブトのようなもの。

 入ってるのは……、今僕が飲んだものだけか。

 今の子も共犯だな、なら。

 


「お陀仏だった可能性のあるわが友ルルシオ。荷物の配達を頼んでも?」

「……んーえ? ぅーぃ。……お陀仏?」

「―――いやなに、折を見て倒れる。僕をちょっとばかし運んでほしいんだ。ヴァレット、お前も捜索などはしなくて良いから、ちょっと僕を護って欲しい。死にたくない」

「よろしいのですか?」

「所詮は田舎貴族。確かに、探索の手が広く伸びることはないとたかを括っているかもしれない。だが、今はそれで良い」



 宿にはアルベリヒも残してるし、ヴァレットなら犯人探しも出来るかもしれない。

 しかし、むしろ、あっさり毒を飲んで倒れるような阿呆を演じることも時には大事だと思う。

 油断させるのも一つの戦略だ。


 

「―――え。え? ヴァレット氏ぃ……?」

「お久しぶりでございます、ルルシオ様……」

「……んなバカな。幻覚? 酔ってるのか? 僕ァ」

「では、ルルシオ。出来る限り騒ぎながら連れ出してくれよ。その大声で」

「……………」

「頼むよ、学友。色々融通するからさ。ね?」

「……。しらふでこれかい。本当に君という男はいつもいつも突飛もない……」



「良いよ。親友として、その任請け負った。ただし貸しだよ? これは」

「流石は賢者。耳栓しておくから遠慮なくやってくれ」


 

 ………。

 一定の信頼を置く学友が了承したのち、僕はグラスの破砕音が大きく響くように床へ叩きつけつつ倒れ。

 硬く冷たい床の感触を楽しむままに目を閉じる。




「―――伯爵ゥ!? なんてこった、ユスティーア伯爵がぁあぁぁぁぁあああ!! 息もしてない!」

「「……!!」」




 ………。

 人気者になったらなったで面倒もうなぎのぼりだね、どうも。

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