読み手の想像(妄想)力が試されるお話です。
私の場合、ある人物を「特定のキャラ」と仮定したところ、物語のラブコメ具合が突如として引き上がりました。気になった方はぜひ、通しで二回読んでみて下さい。とっても甘いです。
二人の間に流れる空気が、昼と夜で異なっている様子も丁寧に描写されていて、距離感の違いを感じられました。
また、事務員さんの本音がはみ出てしまっているところや、主人公達が校内で噂になっている様子は、読んでいてつい笑みがこぼれました。
考察しながら読む楽しさを体験できる素敵な作品です。一度読んでみて下さい。