本作のヒロインとヒーローは、いわば物語の”脇役”。
ヒロインは、幼い「番」の保護者代わり。
ヒーローは、本物の龍王が留守のあいだ異界を守る龍王の代理。
物語の主役になり得ない立ち位置の二人が、とある「秘密」の共有を経て、それぞれの真価を発揮していく過程がたまりません！
守るべきもののために自らを省みず健気に立ち向かう姿と、
各々が抱える「秘密」のせいでなかなか上手くいかない甘くてじれったい展開に、
二人ともとにかく早く幸せになってくれ～～と、
読み進める手が止まらなくなること間違いなし！
誰かの代わりでしかなかったヒロインとヒーローが、幸せな未来を見つけるまでの物語をどうぞお楽しみください。