第8話 姉妹?
「姉さん? 何やってんの?」
やってきたのは、
左手に猫を抱えている。
「………………え!? え!!?」
誰!??
少女は、陸を一瞬見た後、彼女の方に目を向けて言った。
「誰?」
「本人に直接言ったらどうなの!!??」
思わずツッコミを入れてしまった。
それにしても、なんか二人とも、どこかで見たことある気が……?
ま、気のせいだろ。(興味ゼロ)
いやでもせいぜい、ネットで見たことあるってくらい……
「……あ。」
僕は思わずそうつぶやいた。
彼女たちをどこで見たのか思い出した……。
「二人って……あの、たしか……」
二人がこっちに目を向ける。
「コスプレイヤーの
「「は? 誰?」」
どうやら違ったらしい。自信あったのになぁ……。
僕がたまに見るコスプレイヤーさんで、双子らしいんだけど……。
あの双子コスプレイヤーさんは確か、下が弟だった気が……。
だから、もしこの二人があのレイヤーさんだとすると、二人のどっちかが男になるけど……そんなわけないか。あんなに完璧な女顔なのに。
……それに、二人とも胸が無いから本当に女かすらも分からないな……。
(なんか失礼なこと考えられてる気がする……)
(同感だよ姉さん……)
双子は目で会話を交わす。
しかし、部外者の陸には何を話しているのかわからない。
何を話してるんだ……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます