ラプンツェル(アンナ)

本名:アンナ

リングネーム:ラプンツェル


元剣闘士の母・ゴーテルから英才教育を受けた新星剣闘士。

母親譲りの技術と、天才的な反射神経を兼ね備えた“剣の街の新星”として注目を集める。


その戦闘スタイルは、髪のようにしなやかに伸びる戦闘用ヘアエクステンションを自在に操り、

攻防一体の美しさと精密さを併せ持つ。

彼女が使用する主装備は、戦闘用制御式エクステンション〈ゴールデンライン 〉

光を纏うその金の髪は、まるで母の理想を体現する“秩序と美の象徴”である。


プライドが高く、常に“完璧”を目指す努力家。

だがその裏には、母との確執と劣等感がある。

彼女の赤い髪は、亡き父親譲りのものであり、

幼いころはその色を理由に同年代からからかわれ、母を悲しませた。

以降、誰にも文句を言わせぬ“完璧な剣闘士”となることを誓う。


「母の名を汚さないために、私は頂点に立つ。

そしてこの髪の色に、誇りを取り戻すの。」


原作・再編集版ともに、サンディの強敵として登場。

原作では“良きライバル”として互いを高め合う関係に、

再編集版では“幼き日のサンディの幼馴染”として再構築され、

「灰の少女と金の髪の姫」という対照的な絆が描かれていく。


その金でも赤でもない“炎のような意志”が、

やがてサンディと再び交わるとき――

〈剣の街〉に新たな物語が始まる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る