第8話 私の異世界
異世界ファンタジーのジャンルは、実は古くから知っていました。漫画で読んでましたから。頭の中の妄想物語にファンタジーが入ってきたのは、好きな漫画家さんが、中華ファンタジーを描いた時ですね。しかも剣を取り巻く天界と地上の壮大なお話でした。
私も剣をテーマにした物語を書きたくなりました。うん、意志のある神剣にしよう。神剣イコール神様で。
普通の女の子が神剣に選ばれてしまったら……? で出来たのが、カクヨムに投稿1作めになった作品です。
もちろん、すぐに書いたわけではありません。
大体、自分が書いたものを人様の目に晒すなどと考えたこともありませんでした。
ただ暇な時に妄想するこの物語は、光の神と闇の神の存在する世界で、闇の神に苦しめられる人々を光の神に導かれた女の子が、やっつけるという壮大な話のはずでしたが、妄想の期間があまりにも長く、人間関係も広がって行き、同じ所を何度もという有様で……プロットなどもなく、またもや、主人公の孫の時代まで出来上がっていました。
Xの存在を知り、投稿サイトの情報が流れてきて、自分もウズウズしてしまったのです。
どうせなら、自分の世界を全部ここに載せてやれと思いました。子供のいない私の生きた証になれば良いという思いもありました。
私の異世界は、1つであります。
1つの大陸に、いくつかの国があり砂漠があり山脈もあります。
一応、歴史も存在してます。古い時代には、魔族が存在し、冒険者ギルドがありました。
光の神は、人間に干渉してご都合主義に動きます。
基本的には、エリサという少女が光の神に導かれて旅をするという話でした。書き出すとすごい話でしみたいですけど、闇の神が悪役になりきれてないんですね。
平和主義ですから。
カクヨムに投稿する時にエリサの話は、無理だと思いました。中身がスカスカだったのですよ。
それで、一番最初に思いついた話を投稿することになったのです。
それから2年、がむしゃらに自分の頭の中の妄想を作品にしてきました。
そこで思い知ったこと。
悪者がいない!!
だから魔族を作りました。闇の神すら人間の味方にしてしまったので。
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